これから書くことは、結婚して子どもが欲しかったけれど授からず、20年以上子なしである私の正直な気持ちを書いたものです。
すべての子なしさんが私と同じ気持ちではありません。
また、こういった内容を読みたくない方は、これ以降はスルーの方向でお願いしますm(_ _)m
先日、ope5kaiさんのブログを読みました。
人が妊娠したときくと、素直に喜べない。
この気持ち、私も経験しました。
ただ、これだけは理解してほしいと思うのですが。
妊娠した人が不幸になってほしい。
そんな風に思っているわけでは決してないのです。
私の場合は、妊娠した人がとにかく心から羨ましかったのです。
羨ましいけれど、それを認めてしまったら自分の気持ちがとんでもない方向(崩壊?!)へ行ってしまうような気がして、認められず。
すると、当然、誰かが妊娠したという事実を受け入れられず、拒絶して、最終的に喜べなくなっていたのではないかと。
だから、私も本当に辛かったとき、ope5kaiさんのように夫に話せばよかったと今では思います。
もっと素直に思っていることを夫に話していたら、子どもがいないドロドロをもっと短くすることができたかもしれません。
それに、不妊の原因は夫婦どちらかということはあるかもしれませんが、子どもがいないという事実は夫婦にかかってくるものなので、夫婦で乗り切れるのであればそれが一番です。
お互いに上手に吐き出しができるようになると、確実にそれが夫婦の絆になると思うので。
ただ、ope5kaiさんご夫婦のようにお互いを労り合うことができたらいいけれど、その辛さを理解してもらえない可能性もあるので、リスクはあります。
夫婦間の会話を主観的なものだと理解してくれる間柄だといいのですが、客観的な視点に立たれて「人の幸せを喜べないなんて最低!」と言われてしまうと、もう、立ち上がれなくなりそう。
なので、話す話さないは、相手によるのかなーとは思います。
で、夫婦間で共有ができないようであれば、子なしつながりで気持ちをシェアするのも1つの手ですね。
また、子どもを諦めるタイミングが更年期と重なると、気持ちがどーんと落ち込みこともあると思います。
その波に溺れてしまいそうになったら、不妊に悩む女性を支援する「NPO法人FINE」という団体で、臨床心理士さんによるカウンセリングがあります。
助けが必要時は、素直に誰かに助けてもらう。
こんな選択肢もありますので、上手に利用していきたいですね。
今後は、たまーにでいいから、ope5kaiさんご夫婦のように、夫婦で上手に吐き出しができるようになれたらいいなと思います。