主婦がブログを不労所得を得るために、考えていることを書いています。
過去のエントリーはこちらです。
今回は、ブログで使うキーワードと収入の関係について書こうと思います。
Google AdSenseはクリック報酬型広告
ブログで収入を得るためにするべきことは、ブログに広告を貼り付けることだけですが、その広告にはどんなものがあるでしょうか。
このブログでは主に、Google AdSense(グーグルアドセンス)を使っています。
Google AdSenseは、訪問した人がその広告をクリックするだけで報酬が発生する、「クリック報酬型広告」と呼ばれるものの1つです。
クリック報酬型広告は、Google AdSenseの他にもたくさんありますが、とにかく審査さえ通ってしまえば、あとはブログに貼り付けるだけで収入を得られるので、なにはさておき、おすすめです。
クリック報酬型広告に対して、「成果報酬型広告」というジャンルもありますが、こちらについてはもう少し後にご紹介します。
Google AdSenseでだいたいの広告単価を知る方法
クリック報酬型広告のGoogle AdSenseですが、キーワード別でおおよその広告単価を知ることができます。
利用するツールはGoogle AdWords(グーグルアドワーズ)です。
予めキーワードを決め、以下のように操作します。
- 運用ツール → キーワードプランナー → 検索ボリュームと傾向を取得 → オプション1(キーワードを入力する) → 検索ボリュームを取得をクリック
例えば、「お金」というキーワードについて調べてみます。
Google AdWordsで調べてみると、月間平均検索ボリュームは「1万~10万」、競合性は「高」、推奨入札単価は「¥1,770」とでてきます。
この結果の意味するところは、
- お金というキーワードで検索される回数は月に平均で1万から10万回の間です。
- お金というキーワードでグーグルに広告を出したいと思っている個人や企業は多くいるため、広告を出すときに競合する可能性が高いです。
- お金というキーワードで広告を出したいときに、個人や企業が必要であろう広告の金額は¥1,717です。(日本の場合は日本円で表示されると思います)
となります。
つまり、お金というキーワードで検索した人に対して広告を出したいとき、1,770円前後支払うと、広告を載せることができるということです。
ここで、「お金」をキーワードにブログを書いているとします。
グーグルでお金をキーワードに検索をした人が、自分のブログに訪れました。
そして、広告が表示され、訪れた人が広告をクリックすると、入札金額の68%の金額を報酬として得ることができます。
(このリンク先の記事は2010年のものですが、私の特化ブログを見ていても、68%は現在も続いているような気がします。)
つまり、1,770円で入札されれば、その68%ですから、1,203円の収入となる計算です。
ブログのキーワードと報酬の関係
では、推奨入札単価が高いキーワードを選べばいいのかというと、必ずしもそういうわけではありません。
確かに、Google AdWordsで表示される推奨入札単価が高ければ高いほど、クリックされれば、その68%が報酬となるので、当然、ブログの収入も増えるはずです。
ところが、「お金」をキーワードにブログを一生懸命書いたからといって、すべての人が「お金」のキーワードで訪れるわけではないということです。
ブログに使った文章のうち、何をみて人が訪れるのかは、こちらの意図したものでないことは多々あります。
また、キーワードとは関係のない広告がGoogle AdSenseから配信されることもありますから、推奨入札単価はあくまでも目安として考えるのが無難です。
それでも、雑記ブログであるこのブログと、あるキーワードを決めて書いている特化ブログでは、ページRPMが異なります。
ページRPMというのは、1000ページあたりの収益になります。
誰かが私のブログに訪れると1ページ。
他のページへ移動すると、また1ページ、という感じです。
そのページが1000ページ開かれたときの収益です。
私の雑記ブログ(このブログ)と、推奨入札単価が高めなキーワードを使って書いている特化ブログで、そのページRPMを比較すると、なんと、3.7倍違います。
つまり、このブログで月に1万円稼げるとしたら、特化ブログでは3万7千円稼げるということです。
この違いは大きいです。
ですから、推奨入札単価が高く、月間平均検索ボリュームの多いキーワードを使ってブログを書くことは非常に意味のあることです。
でも、私がそう思うくらいですから、当然、同じことを考えるひとはわんさかいるわけです。
「お金」なんていう人気キーワードを狙ったら、すでに上位に表示されいているブログがいますから、まずは、それ以上のエントリーを書かないことには、検索エンジンの結果で上位に表示されないのです。
そこで、作戦としては、推奨入札単価は低く、月間平均検索ボリュームが多いもの。
あるいは、推奨入札単価は高くても、月間平均検索ボリュームが少ないもの。
このいずれかにすると、難易度は少し下がるのではないかな、と思います。
参考までに、推奨入札単価が高いキーワードは、
- アドセンス クリック単価 高い キーワード
と検索するとわんさか出てきますので、一通り目を通しておくといいかもしれません。
ブログ収入は成果報酬型もある
ところで、Google AdSenseのような、クリック報酬型広告とは別のタイプの広告もあります。
それは「成果報酬型広告」と呼ばれ、有名なところでは、
-
- Rakutenアフィリエイト
- Amazonアソシエイト
- A8.net
- バリューコマース
などがあります。
「クリック報酬型広告」も「成果報酬型広告」も、作業としては、ブログに広告を貼り付けるだけです。
違いは、成果報酬型広告は、クリックされた後に、
- 商品の購入
- 商品の契約
- 会員の申し込み
などが行われた場合のみ、報酬が支払われるという点です。
私自身は、Google AdSenseで収入を得るのが一番好きで、その理由は、メンテナンスいらずだからです。
成果報酬型広告は、期限のあるものや、商品にリンクしている場合は、その商品がなくなればリンク切れになることもありますので、数が増えれば増えるほど、手間暇かかります。
手間暇かかると、不労所得ではなく勤労所得になってしまいます。
そのため、私は、不労所得化する予定の特化ブログで成果報酬型広告を使う場合は、メンテナンスいらずの仕組みを自分で作ってから利用するつもりでいます。
ブログ収入を得るまでに必要な最低期間
ここで、ブログで収入を得るまでの期間について書いておきましょう。
まず、ブログを新規に立ち上げるための手順は以下のようになります。
- レンタルサーバーとドメインを契約する
- ワードプレスをインストールする(最近は全自動のものもあり)
- ワードプレスのテーマ、スキン、プラグインなどを設定する
- エントリー(記事)を最低5つは書く
- Google AdSenseの審査を申し込む
- 審査が通ったら広告を貼り付ける
- エントリーを追加する
1年以上前のことですが、1と2に2週間かかった記憶があります。
当時は、ワードプレスが自動でインストールされるレンタルサーバーではなかったので、すべて自分で作業をしましたが、今は、自動でインストールされるレンタルサーバーが格安であるので、そちらを利用するのをおすすめします。
3のワードプレスのテーマ、スキン、プラグインについては、別なエントリーで詳しく書く予定ですが、実は、この部分はこだわるとブログのスピードが遅くなるので、必要最低限にします。
4から7も、別のエントリーで詳しく書く予定です。
4の作業が終わった時点で、検索エンジンを経由してブログにアクセスしてくれる人は出てきます。
ところが、ドメインオーソリティ(ドメインパワーともいう)の点数が低いので、集まるまでに非常に時間がかかります。
(ドメインオーソリティについては「主婦がブログで不労所得!どんなブログを作ればいいか」で少し説明を書いています)
私の経験から言うと、最初の3ヶ月はほとんどアクセスなしです。
でも、その3ヶ月を過ぎれば、あとは、エントリーの内容さえ良ければ、アクセスは増えていくはずです。
まったくの新規ブログを立ち上げる場合、準備期間は最低3ヶ月、余裕を持って1年くらいを目安にするのがいいと思います。
さいごに
キーワードを決めるのは、あまり悩みすぎても意味がありません。
月間平均検索ボリュームと推奨入札単価は、常に変化するからです。
ですから、あまりGoogle AdWordsで出てくる数字にこだわりすぎると、「そんなはずでは・・・」となる可能性が大なので、1つに絞るのではなく、複数準備しておくのがよいでしょう。