主婦であれば、誰でもが家族にとって栄養満点の食事を作りたいと願っていると思います。
お米は白米より玄米の方がビタミンB郡が増えるから、野菜、海藻、きのこ類をを多く食べればビタミン・ミネラル豊富な食事に、お肉も、お魚もバランスよく食べて、などなど。
栄養のバランスをまったく気にしない主婦はほとんどいないのではないでしょうか。
栄養満点だったはずは実は見当違いだった
そんな私ももちろん主婦歴21年目ですが、ずっと栄養満点の食事というものを考えてきました。
厚生労働省の食事バランスガイドを参考に食事を作っていましたし、一番最近では、あすけんダイエットの栄養バランスを見ながら毎日の食事を作っていました。
だけど、結果的に夫は糖尿病寸前だったし、私は私で低栄養だったという情けない状況です。
栄養バランスの良し悪しは人によって違う
でも、そんな経験をして、ようやく見えてきたことがあります。
それは、栄養満点の食事といいうのはありえないのだということ。
理由は、人にはそれぞれ体質があるから。
ではどうすればいいのかというと、血液検査の結果を見ればいいんです。
血液検査はコレステロール値だけを見ていてはダメ
私は自分が糖尿病なのではと疑い「糖尿病は栄養をとれば健康に戻る」を読みました。
この本には、糖尿病の恐ろしさをはじめ、糖尿病になる原因、そして、血液検査からわかる臓器の状態などが書かれています。
その中でも、血液検査からわかることがこんなにもたくさんあるのだと驚きました。
過去、毎年健康診断で血液検査をしてきましたが、見ていたのはコレステロール値くらいだったので、今まで、なんてもったいないことをしてきたのだろうとも思ったのです。
分子整合栄養医学からわかること
その後、分子整合栄養医学というものがあることを知り、「肉食女子の肌は、なぜきれいなのか? 細胞から整える分子整合栄養医学のすすめ」という本も読みました。
今の私にとっては非常に役立つ情報が書かれていました。
例えば、「薄毛・抜け毛」はたんぱく質不足と亜鉛不足で、髪の毛が急に縮れてくるのもたんぱく質不足なのだとか。
実は、私も急に縮れたことがありまして、急に髪質が変わったのでなんでだろうと思っていたのです。
でも、髪の毛が縮れはじめたのは、たぶん1年くらい前だったと思います。
ということは、かれこれ1年以上、たんぱく質不足と亜鉛不足だったということです。
血液検査の読み方の知識は重要
また、分子整合栄養医学では、
という本も読みました。
この中で「分子栄養学のすすめ (健康自主管理システム1)」には、「血液検査をどう読むか」という項目があり、これは非常に勉強になります。
高濃度ビタミンC点滴療法のもとになる学問
糖尿病の知識を身につけることではじまった血液検査についての情報収集は、本当に驚きの連続です。
私の知人に白血病だった男性がいるのですが、一般的な白血病の治療に加えて、高濃度ビタミンC点滴療法をされていた方がいます。
その方、今ではすっかり元気になられているのです。
その高濃度ビタミンC点滴療法というのも、分子整合栄養医学からのもののようです。
専門のクリニックで血液検査を
ただ、体の状態を知るために必要な血液検査の項目は、60項目ほどあり、一般的な健康診断の血液検査でもわかることはたくさんありますが、少々足りないと思います。
日本にも、こんなにたくさん分子整合栄養医学を採用している専用のクリニックがあるようです。
栄養満点の食事を作りたいと考えてはいるけれど、どうしたらいいのかわからない。
バランスの良い食事について考えるのに疲れた。
なんとなく体調が悪いけれど、原因がわからない。
そんなことを感じている方がおられれば、専門のクリニックへ行って、毎年検査してもらうのが一番手っ取り早いと思います。
2019年1月13日追加
分子栄養学(オーソモレキュラー療法)については、
が大変参考になります。
高額なビタミンやミネラルを使うことをすすめられるクリニックには注意が必要。
自分の体については自分で勉強して自分の体に合った健康を目指しましょう。
血液検査の結果から足りない栄養を知る
その血液検査の結果で、足りない栄養があれば食事を作る時にその足りない栄養素を多め食べる。
あるいは、シンプルにビタミンを直接摂取する。
そんな感じで過ごしていれば、食事について悩む必要なないし、また病気の予防にもなります。
足りない栄養を補う食生活
人には体質があって、栄養素を吸収できる度合いが違います。
だから、主婦が栄養満点の食事を作っても、その食事を食べている人によって栄養の吸収度合いが異なります。
だからこそ、まずは血液検査で自分の体質を知る必要があるのです。
家族の健康を真剣に考えるのなら、お金を払ってでも、年に1回、詳細な血液検査をすることをおすすめします。
わが家は、40代後半ではありますが、まだまだ人生は何十年もあるので、病院の先生と血液検査の結果を見て相談をしながら、健康体を目指していきたいと思います。