子なしサラリーマンの夫が転職して3週間が経ちました。
その間、前の会社と今の会社の福利厚生の違いから、夫婦でお金について話し合いを重ねてきました。
最終的に、わが家のお金の管理方法を大きく変更することとなったのですが、それがきっかけで面白い発見がありました。
というわけで、今回は、お金の管理について書こうと思います。
確定拠出年金の口座が2つに
夫が以前勤めていた会社では、401kを利用していました。
401kとは確定拠出年金と呼ばれるもので、日本にある退職金制度と非常によく似ています。
退職金制度は、
- 積立したお金は企業が運用する
- 企業が倒産すると退職金もなくなる
という特徴があります。
対して401kは、
- 積立したお金は個人が運用する
- 企業が倒産してもそのまま残る
となっていて、その積立に関しては
- 会社が積立
- 個人が積立
- 会社と個人が積立
の3種類あります。
日本でも日本版確定拠出年金がはじまって10年以上経つので、ご存知の方も多いと思います。
今回、夫が転職したことで、実はこの401kが宙ぶらりんになりました。
というのも、以前の会社で積立してきた401kを、転職先の会社の401kと合わせることができないようなのです。
そのため、古い401kと新しい401kと2つの401kを運用する必要がでてきました。
ファイナンシャル・プランナーさん現る
夫が転職する前は、夫の会社の401kを除いて、資産運用はすべて私が方針を決めてやってきました。
でも、私はもともと投資の専門家ではありません。
素人なりに毎日あちこちのニュースを読んで損しないように資産を運用してきましたが、かなり骨が折れるのです。
それに加えて、一番大きな金額の入っている401kの口座が宙ぶらりんになり、さらにもう1つ401kの口座ができるなんて(T_T)
アメリカでは大統領選を控え、お金の運用で私はかなりナーバスになっていたので、夫も色々と考えてくれたようです。
なんと、ファイナンシャル・プランナーさんを探してきてくれました。
資産運用わが家の弱点
そのファイナンシャルプランナーさんとの契約は、
- 以前の401kを丸々運用してもらって、運用金額の1%が手数料
でした。
1%というのは、金額としては大きいのですが、自分で運用することを考えると安いのです。
というのも、金額の1%なんて、投資をしていたら1年のうちに儲かったり損したりする数字だからです。
私にしてみれば、1%で資産運用から解放されると思えば、ぜひお願いしたいところです。
また、その1%には、
- わが家のお金の運用に関するコンサルティング
もつきます。
これは、
- 老後のお金の試算
- 資産に関するアドバイス
も含まれます。
老後のお金に関しては、私もかなり計算してきました。
でも、問題は、自分で計算しても不安が残るということ。
これは、世間一般の人たちはどうなのか?という、客観的な値を知らないからだと思います。
比較材料がないので、自分で出した結果が正しいのか間違っているのか、普通なのか異常なのか、判断ができないのです。
さらに、話しを進めていく中で、
- 投資の基本は、長期、中期、短期の3つに分けて考えること
を言われました。
- 長期とは、主に401kなどを利用した老後用のお金。
- 中期とは、数年後に使うかもしれないけれど、すぐに必要ではないお金。
- 短期とは、銀行の口座に入れておく、万が一のときにすぐに使えるお金です。
わが家の場合は、長期と短期は問題ないのですが、中期に問題ありでした。
というのも、大統領選を控えて株価が下がるのを恐れ、私は投資していたお金をすべて銀行の口座に引き上げてしまったからです。
そのため、今後、中期のお金をどうするか考えないといけないということになりました。
401kと中期の投資もすべてお願いすることに
ところが、中期の投資計画に関して私の頭の中はほぼ真っ白。
大統領選が終わってしばらく絶たないと、何も決められないと思っていたからです。
でも、当然のことながら、ファイナンシャルプランナーさんは色々とアイディアを持っています。
わが家は不動産投資もしているのですが、中期に投資の中に
- 不動産投資を追加するのも一つの手
だし、
- 金
などもこれからはいい、というお話でした。
他にも色々な案を出され、投資の教育を一切受けて来なかった私には、この時点で限界を感じていました。
持っている情報量も経験も違いすぎるのです。
夫も同じことを感じていたようでう、この時点で、
- 401kの運用に加えて、中期の投資もすべてお任せすることに決めました。
費用は、前にも書いた通り、運用金額の1%です。
さいごに
そして、現在、中期投資用のお金を移動する手続きをしています。
もう、私の手から離れてくれることで、開放感いっぱいですε-(´∀`*)ホッ
同時に、ファイナンシャルプランナーさんは、老後のお金の試算をしてくれています。
老後のお金の試算に関しては別途記事を書きますが。
実は夫婦間で老後の暮らしに対する思いにギャップのあることがわかりまして。
ちょっと揉めていたりします(笑)
でも、とりあえず、投資活動をする必要がなくなり、ほっとしています。
今回も参考になりました。そして、ご主人と何でもオープンに話しあえているご様子が、羨ましいです。私は子供がいなくて云々は口に出せず、老後資金については主人が苦手で面倒くさがるので話せず(私だって超面倒くさい!)です。
我が家は今後どうしたい予定がないため、考えるべきは専ら長期かと思います。先日、子供のいない女性の交流会に参加できた事で、少し心が元気になった勢いを借りて、面倒な資金計画に取り組んでみます。
ケロさん、こんにちは(^^)
夫婦で老後について話し合いをするのは、なかなか根気がいります!私も夫も、長いこと老後の話しをすることから逃げていたのですが、おそらく、老いを感じていない間は、老後のことは考えられないのかな、と。夫は老眼がはじまって、少しずつ物忘れをするようになって、ようやく、重い腰を上げてくれた感じです。でも、リタイアする年齢などは、まだ想像すらできないらしく、老後の資金計画は難航しています(笑)この記事の続きで、難航している辺りを書けたらと思っています。
子供のいない女性の交流会、私も参加したかったです(T_T)初対面の方と話せることは限られていますが、子供のいない女性がいると思うだけで、勇気がもらえそうです。
63歳子供なし、私くらいの年齢になると子供がいなくても夫婦健康ならばと良い意味で楽に過ごせるようになりますが、私も40代後半までは、いつも子供のことでモヤモヤしてました。結婚すれば子供が授かると考えていたけど自分は子供がほしいのか、出産がしたいのかよく考えて30代までに答えが出なければ悩みながらも自然のながれにまかせてみましょう。悩み過ぎて病気になってからでは。一人の時間を大切に過ごして欲しいと思います。
ゆずりんさん、コメントいただきありがとうございますm(_ _)m
夫婦健康ならばとは思っていても、
まだまだ世間に振り回されて気持ちがあっち行ったりこっち行ったりしているので、
私もゆずりんさんのような境地に早く達したいです!
ゆずりんさんのお年頃の方で、
子供のいない女性の話しを聞ける機会がないので、
とても勇気づけられました。
また、遊びにきていただけると嬉しいです。