子供がいなくて専業主婦。
おまけに夫は一人っ子で、私に兄はいるけど兄にも子供がいないので、姪っ子や甥っ子もおりません。
また、今住んでいる場所では、会って気楽に話しができる友達ゼロのぼっち専業主婦。
将来、身寄りのないお年寄りになることがほぼ決定で、夫が死んでしまったら、ぼっち専業主婦から、ぼっち老人に変わるだけ。
でも、ぼっち老人になっても寂しくないように、今から準備をしておけばいいかなと思って、色々と考えています。
今回は、そんな子なしの私が考えていることをご紹介します。
悔いなく生きる
以前、ボランティアのミーティングに参加したときに、お隣に座った女性が話してくれました。
夫がリタイアしてすぐに、二人でヨーロッパ一周の旅に出たそうな。
現地では車をかりて、数か月のんびりと移動しながらあちこちの町を回って、とても楽しかったようです。
でも、その旅行のすぐあと、ご主人が亡くなってしまい、それでボランティアに参加するようになったと教えてくれました。
そして、悲しいけれど、とても残念だけど、二人でヨーロッパを回っておいて本当に良かった!と。
夫に先立たれて一人になってしばらくは、何をしても寂しいだろうから仕方がないとしても。
思い出はたくさんあった方がいいと思うのです。
それは良い思い出でも、悪い思い出でもいいと思うのですが、ゆいいつ、夫と一緒に悔いなく生きた思い出でなければいけないと思うのです。
あんなことをしておけばよかった、こんなことをしておけばよかった。
思い出すたびに、後悔の嵐になるのは、一人の老後を寂しくしますよね。
バケツリストを作る
そこで、悔いなく生きるために、バケツリスト(Bucket List)を作り始めました。
バケツリストというのは、死ぬまでにやっておきたいことのリストです。
自分のバケツリストでもいいですし、夫婦で作ってもいいと思います。
わが家は、またそのほとんどは旅行です。
例えば
- ドイツミュンヘンのビールのお祭り、オクトーバーフェストへ行って浴びるほどビールを飲む
- エジプトのピラミッドをマクドナルドから眺める
- 高山病にならないように鍛えてからマチュ・ピチュへ行く
- 半自給自足の生活をする
などです。
不思議なことに、バケツリストを作って、計画をして、実行する。
これを繰り返していると、ざわざわしていた心が落ち着きます。
思い出は残す
年を取ると昔のことはどんどん忘れていきます。
だから、バケツリストにあることを実行したら、何かの記録は必要です。
写真はその時の様子が鮮明に残るので思い出すためのツールとしては最高。
でも、場所を必要とするものはいやですね。
であれば、スマフォやパソコンがあればアクセスできる場所に残しておけばいいわけです。
そこで、おすすめなのは、スマフォで写真を撮影することです。
そして、スマフォのアプリのGoogle Photo(グーグルフォト)をインストールします。
さらに、撮影した写真を自動でグーグルフォトにアップロードするように設定します。
これで、スマフォで撮影したデータは、グーグルフォトに保存され、いつでもどこでも見ることができるようになります。
ちなみに、グーグルフォトは、写真1枚あたり、2048×2048ピクセルまでのサイズであれば、容量は無制限なので何枚でも保存可能です。
グーグルが倒産しそうになったら、そのころには別な会社が登場しているでしょうから、データを移動すればいいだけです。
私は2013年からの写真がグーグルフォトに保存されています。
1人になって寂しくなったら、この写真をみて楽しむ予定です。
さいごに
ここに書いたもの、実はまったくもってお金がかかりません。
スマフォで写真を撮るのなんて、写真を撮ったら勝手にデータを保存してくれるので、いまや、思い出作りも時短が可能です。
1人になるのは、1年後かもしれません。
あるいは、50年後かもしれません。
でも、1年後か50年後かは誰にもわかりません。
だから、1年後でも50年後でも後悔しないように、今日からでも、明日からでも、一生懸命生きる。
そして、夫との最高に楽しい思い出作りに励みたいと思います。
ヨーロッパ旅行に行かれた語風のいいお話、ありがとうございます、私もリタイアしたらいろいろ挑戦したいなあと思っています。リタイアする前にも、何かある程度挑戦しよう。毎年夏休みを一緒にとって遺跡行ったりしようと思いました。
ひとりぼっちの老後を思って時々不安になる時もありますが、年を取れば皆一人、寝る時と死ぬ時は一人でいいんだと今は思っています。安らかに一人死にできるように(お互いにその時は駆け付けて手を握って見送ろうね!って関係づくりにはそれなり励んでいますが、だからと言ってタイミング合うとは限らないし)。一人で死ぬのは怖くない。自分に言い聞かせて、生きている間は静かだったり賑やかだったり楽しんでいきたいです。こちらのブログにお邪魔するたびにアイデアをいただけてありがたいです。お元気で。
しいなさん、こんにちは(^^)
私も死ぬときは誰でも一人なのだと思っています。だからこそ、今を大切にしたいなーと。今日でも明日でも、できることはどんどんやっていけるといいですねー。