子なし夫婦のお金の使い道

年に2回、ファイナンシャル・プランナーさん(FPさん)と打ち合わせがあります。

これは半年前に行われた初回の打ち合わせで言われたことですが、夫が60歳まで仕事をするつもりなら、今の生活だと節約しすぎ。

FPさんが計算したところ、90歳で死ぬとして、お金がかなり残ってしまうのだとか。

子供がいなくてお金を残したい相手がいないのであれば、どこに寄付をするのか考えておく必要がありますよ、と言われてしまいました。

ここで、誤解されないように書いておきたいのですが、同年代でわが家と同じくらいお金をお持ちの方はたくさんおられると思います。

ただ、わが家には子供がいないので、今までも、これからも、お子さんのおられる方と比較すると生活費が圧倒的に少ないのです。

さらに、お金を残す相手がいないこともあり、40代のうちから計画的にお金を使う必要があります。

FPさんに節約しすぎと言われてからの半年、夫も私も一生懸命お金を使うことを考えました。

今乗っている車を高級車に買い替える?ブランドのバッグや洋服を買う?もっと大きな家に引っ越す?外食三昧の生活にする?豪華な旅行をする?

夫も私も答えはノーでした。

夫は今の仕事をとても楽しんでいるし、私は日々家事をして、あとは家庭菜園したり、洋裁で服を作ったり、絵を描いたり、ブログを書いたり、今の生活で十分充たされています。

夫は仕事着にポロシャツとジーンズ、私は普段着にTシャツとジーンズの毎日ですが、今の生活が私たち夫婦には心地よくて、このライフスタイルを変えたいとは思えないのです。

であれば、たくさんお金を残したまま死んで、残ったお金は必要としている人たちに使ってもらう方がいい、という結論になりました。

先日、半年経ってFPさんとの2度目の打ち合わせへ行きましたが、貯まったお金はすべて渡して投資に回してくださいとお願いしました。

すると今回FPさんは何も言わず、次回の打ち合わせでリタイアについて話しをしましょうとだけ言ったのです。

おそらく、リタイア時期の話しになるのだと思います。

ところで、5年くらい前のことですが、夫の職場の同僚で50歳を過ぎて突然仕事を辞めた方がおられました。

お別れ会のとき、次の仕事は決まっているのかを尋ねると、まだ決まっていないと言っていたそうです。

冗談っぽく「小学校の先生でもやるさ」と話していたそうです。

この話しを聞いたときにはわからなかったのですが、今ならわかります。

夫の同僚はアーリーリタイアメントしたのだと思います。

一生お金に困らないだけのお金が貯まったので、とりあえずリタイアして、何をするのかは、リタイアしてから考えるということだったのではないかと。

そして、学校の先生というのは、ボランティアのようなものだと思います。

エンジニアとして30年働いてきて、自分の技術を誰かに教えてあげたかったのでしょう。

実はこのことが、私の頭の中にも残っていたのですが、夫の頭の中にも残っていたようです。

FPさんから具体的な数字は半年後に出てくると思いますが、私の計算上では、夫は50歳の時点でリタイア生活に入ることができます。

そして、それまであと5年です。

以前は、60歳まで働くと話していた夫ですが、最近は老化も感じはじめたようで、50歳でリタイアするのも悪くないかもと言いはじめました。

ただ、それでも以前は「50歳でリタイアして何をするの?」となると、妻の私がやりたいと思っていた、畑で野菜作って、庭で鶏飼ってという田舎暮らしと思っていたようですが、最近別の案が浮かんだようです。

それが、海外でボランティアです。

夫はエンジニアでいわゆる理系の人なので技術を教えることができます。

最近は、シニアを対象とした海外でのボランティアを斡旋してくれる機関もあるようで、焦らずに探したら、案外と見つかるかもしれません。

そして、もし夫が海外でボランティアすることになれば、もちろん私も帯同して現地でボランティアを探し、何かに取り組みたいと思っています。

畑で野菜を作って庭で鶏を飼う私の憧れの田舎暮らしは少し先のことになりそうで、残念ではありますが、60歳になってからはじめても充分間に合うことなので、よしとします。

それよりも、本当に生き甲斐ややり甲斐を感じる事を探すことの方が重要で、実は視野を広くして探せば、まだまだ他にもあるのかもしれません。

そういう意味では、情報収集のためにお金を使うことこそ、今の夫と私のライフスタイルにマッチすることなのかもしれないな、と思ったのでした。

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コメント

  1. もえぎ より:

    ラムレーズンさんこんにちは。
    なんだか未来予想図の大きな変化があるかもですね。
    水島広子さんの「『むなしさ』を感じたときに読む本」を
    読んでみたのですが、まずは『人に与える』事が、
    解決策だと言うメッセージが込められている気がしました。
    ご夫婦の新しい未来図に、そんなチャンスが待っている様で、
    新しい出会いも沢山ありそうで、とても楽しみですね。

    すでにこのブログで充分、私達に『与える』をされてるラムレーズンさんと、またご主人もそんな素敵な方のようですし、
    そういうご夫婦には、自然とより幸福な未来が、
    向こうからやってくるものなのかもしれませんね。

    • もえぎさん、こんにちは(*^^*)

      水島広子さんのおっしゃる「人に与える」もそうだし、「人をリスペクトする」など、人に対して自分がしたことって、それが回り回って自分に戻ってくるのですよね。そういう意味では、期待せずに与えることを続けることが、心穏やかに生活できることにつながるのかもしれませんね。未来のことはわからないけど、一歩一歩進むしかないですよね!