夫婦の温度差

結婚したばかりの若かりし頃、冷え性だった私はよく夫の足で私の足を温めてもらっていました。

最初は、心臓がドキリとするほど衝撃の温度差ですが、しばらくするとそれぞれの温度に慣れてきて、さらに時間が経つとお互いのちょうど真ん中くらいの温度になり、最終的には夫の保温力が強いようで、私の足は夫の足の温度にまで上がっていくのでした。

これは、毎日の生活の中でも同じで、価値観やライフスタイルの違いにぶつかると、最初は衝撃を受けるのですが、次第にお互いに歩みより、最終的には力の強い方へ。

わが家は、私の方が年上だったこともあり、結婚して数年は私の方が強かったのですが、それ以降は夫の方が強くなり、私が夫に引っ張られる形の夫婦でした。

最近のことですが、健康のために、毎朝夫婦で犬と一緒に散歩をすることにしました。

普段夫婦で一緒に行動はしているけれど、毎朝30分まったく同じことをするということはなかったので、思ったより新鮮です。

それに、散歩中に見たり聞いたりしたことが、その後夫婦の会話のネタにもなり、楽しみが増えました。

そんな毎朝の散歩ですが、これまでは私一人で散歩をしていたので、サボっても誰にも文句は言われなったのが、二人で散歩へ行くようになると、どちらかがサボろうとすると、どちらかが散歩へ行こうと言うので、結局二人揃って毎朝散歩へ行くことになります。

私は、夫婦の間の力関係って、どちらか一方が強くなるものだと思っていたし、夫婦の間の温度差を埋めるのは、夫婦のどちらかが寄り添うとうまくいくものだと思っていたのです。

でも、今の夫と私は、その都度、寄り添える方が寄り添う、あるいは、元気のある方が、元気のない方を引っ張るイメージに変化しました。

夫婦の形って、少しずつ変化があるものなのですね。

今後、さらに二人で生活を続けていたらどんな風に変わっていくのか楽しみですが、いつまでも温度差を埋めるためにどちらかが寄り添える夫婦でありたいなとは思っています。

もしかしたら、そのためには、まったく同じことをする時間というのは、気づきのある、貴重な時間なのかもしれませんね。

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コメント

  1. ぴろりん1017 より:

    ラムレーズンさん、こんにちは(^-^)
    今日のブログは共感すること満載でした。私も冬は夫が人間あんかです。最近は夫の筋肉量が減ってきたのか、古女房になってきたせいか、嫌がります。なので電気あんかも使ってます。
    力関係はずっと夫を尊重してきたつもりでしたが、案外、私の意見も通ることに最近気づきました。
    うちは大型犬を飼っていて、私は毎日朝晩、ほぼ欠かさず、散歩に行きます。夫は行けるときは行ってくれるのですが、ほぼ強制的に同行でした。これがなかなか大変でしたが、やっと昨年の5才の夏から一人でも行ってくれるようになりました。でも、ラムレーズンさんが言われるように、気づきのある貴重な時間で、散歩中だからこそ話せることもあるのかなと思いました。衝突しながらも、なんだかんだ言っても、寄り添える夫婦でいられるように、日々努力し、楽しめるようにしたいです。

    • ぴろりん1017さん、こんにちは(*^^*)

      共感していただけて嬉しいです♪いつでも寄り添えるような夫婦を目指してお互い頑張りましょう\(^o^)/

  2. しいな より:

    いつも心がほのぼのと明るくなる記事をありがとうございます。そうだよな。子どもがいないことは、多くの喜びを経験しないことかもしれないけれど、けっして不幸ではないのだよなあと思います。子が無い悲しみや苦しみを分かち合って乗り越えてという夫婦の関係の育ち方もあるのだと思っています。
    残された年月をいとおしんで、肌を寄せて眠ったり、朝起きてからくっついたり(ただし日本では10-3月限定)するのも、二人しかいないから大事にしあっているのかもしれません。
    彼が先に逝くとき(平均寿命で予測すれば)、手を握って送りたいと思います。
    私が逝くときには一人暮らしの人の互助会みたいなものを作って、その中で(交互は無理だから)一人ずつかボランティア的に見送ったり送られたり今生からの出発を寿ぎたい。長い年月を共に生きてきた子や孫に見送られて逝くのもすばらしいけれど、こうした無縁のほころびみたいなささやかな助け合いも悪くないだろうなと思います。
    お元気で。

    • しいなさん、こんにちは(^^)

      子供がいない夫婦二人だけだからこその密な関係を大切にしていきたいです。私も、夫を見送った後は、近くの1人暮らしの方々と助け合いながら生きていきたいです。