このところ同じような内容が続いておりますが。
今日も、
- 子なしの私が感じてきた孤独感
について考えています。
孤独からの解放は所属欲求
少し前に書いた
という記事に書いたように、マズローの心理学によると、心身ともに健康な人であれば、
- 食べるものがある(生理的欲求)
- 安全な場所がある(安全の欲求)
という状況であれば、次の段階として
- 人は誰でも孤独を感じる
もののようです。
その孤独を解消するために、
- 所属と愛の欲求
を満たす必要があるのですが、私は満たされていない気がするのです。
マズローいわく、愛の欲求は100%までいかなくても、50%満足できれば、人は愛の欲求は満足できるのだそうです。
なので、私は夫がいるので、ほぼ満足できているはずです。
ただ、所属の欲求がまったく満たされていません。
まず、今住んでいる場所では、心を開いて気楽に話しのできる人がいません。
それに、私は専業主婦なので会社に属しているわけでもなく、学校に通っているわけでもなく。
夫の仕事が忙しくなると1人の時間が増えて、やっぱり、物足りない感があります。
ただ、
を作って運営をはじめてからは、子なしの方との繋がりができてちょっと嬉しい気持ちになっているので、せめてオンラインだけでも、お友達ができたらいいなぁと思っています。
対人関係だけではない関係性を広げることも孤独から解放される?
ところで、ここまでの話しはマズローの心理学をもとにした考え方でした。
これを、アドラーの心理学をもとにすると、考え方が変わります。
というのも、アドラーは、
- 人の悩みはすべて対人関係から生まれる
と考えています。
人は生きている以上、対人関係なしでは生きていけないのですが、対人関係がなければ悩みも発生しないのだから、
- 自分と他人を分けて考える
ことが、心身ともに健康でいられることに繋がると書いています。
また、
- 人は一人でも生きている限り何かに属する
とも考えていたようです。
例えば、1人でご飯を作って食べたとします。
その食べたお米は誰かが作ったものです。
ご飯を食べたお茶碗も誰かが作ったものです。
そういう関係性を生物も無生物も含めて広げていけば、人は孤独を感じない、という理論です。
ちょっと、仙人チックです。
でも、言われてみれば、私の人生の中で、
- 一人でも孤独を感じるときと感じないときがある
のは事実で、孤独を感じないときは、友達や仲間がいるときよりも、
- 充実した毎日
を送っているときなのです。
また、
- 夢中になれることがある
- 目標を目指して頑張っている
- 一つのことを長く続けている
なんてときは、まったく孤独を感じません。
これは人によるのかもしれませんが、私の場合はもともと人間関係を構築するのが苦手なので、自分の楽しみを見つけて実行している方が気楽で幸せを感じることができるだけかもしれませんが。
というわけで、だいぶ、孤独について理解できたので、心理学の本を読むのはこれで終わりにすると思います。