自己肯定感は高くても低くても友達は
海原純子さんの本、
に書かれていたのですが、日本各地でセミナーするときに、
- 共通点探し
というコーナーを設けることがあるのだとか。
理由は、
共通点がたくさんあるほど話ももりあがり、お互いに対する関心や親しみも増していく。コミュニケーションをよくするには、共通点探しは役立つものである。
なのだそう。
少し前に、友人と旅行へ行きました。
その友人とは7年か8年ぶりに会ったのですが。
永遠に話していられるのではないかというくらい、話が尽きません。
その理由を考えると、お互いの共通点がとても多いのです。
親のこと、子供がいないこと、新しいもの大好き、IT系の仕事関係、などなど。
そしてなにより、お互いの価値観やライフスタイルに対して、ちゃちゃを入れられるのが嫌い。
こんな感じに、共通点は多いけれど、違う点もあります。
それは、友人は自己肯定感が非常に高く。
私は自己肯定感が非常に低い、ということ。
逃げ恥の中で、みくりのお母さんが足を骨折したことがきっかけで家族が集まり。
その中で、みくりのお父さんとお兄さんの会話で、お兄さんの方が
- 自分が幸せにならなきゃ、人は幸せにできないよね
と言っています。
これは、自己肯定感の高い人が思っている典型的な言葉だと思うのですが。
私の友人も同じことを言っています。
それに対して、自己肯定感の低い私は、
- 幸せになるためには努力が必要
と思っています。
で、実際に、私はその友人から、いつも幸せを分けてもらっているような気分になるのです。
これは、20代のときに出会ってから、まったく変わりません。
ところが、その友人は、私が努力している姿を見て、自分も頑張らなきゃ!と思うんだそうです。
面白いバランスですよね。
そんなことを考えていたら、自己肯定感は高くても低くても。
共通点があったり、お互いをいたわりあったり、お互いを補いあったり。
そんな相手が見つかれば、さほど、問題はないのかも。
だから、生きづらさを解消させるための方法として。
自己肯定感を高めることも重要だけど。
自己肯定感の高い友人がまわりにいることだけでも。
生きづらさは解消されるのかもしれないな。
そんな風に思ったのでした。