子なし夫婦が愛着をもつのは

子なし専業主婦

昨年、結婚20周年を迎えました。

その間、3回の引っ越しを経験したので、約5年に1回、家を変わった計算になります。

大抵、引っ越しの際、ものを大量に処分するので古いものはあまり残っていません。

でも、20年以上使い続けているものが1つだけあります。

それは、

  • カセットコンロ

です。

このカセットコンロ、結婚する前、夫とつきあっていたときに二人で買いました。

当時のカセットコンロは、いまどきのものと違って、高さがあったのです。

わが家にあるのは15cmほどの高さで、サイズも巨大(笑)

すでに、見た目もかなりボロくなっていて、たまに異音もします。

そんな状態なので、昨年は、いい加減、買い替えを検討。

ところが、カセットコンロで夫とお鍋をつつきながら話しをしていたら、

  • そういえば、このカセットコンロを買ったとき、まだ結婚してなかったよねー

なんて話しになり、

  • よく20年間飽きずに鍋を食べているよねー
  • 昔はお鍋の素を買っていたけど、今は手作りになったねー
  • このカセットコンロで何回お鍋を一緒に食べたんだろうねー

と、昔話に花が咲き、

  • 海外への引っ越しでも壊れずにすごいよねー

と、こんな良品を作っている会社もあるんだと、感心しきり。

(ちなみに、イワタニのカセットコンロです(笑))

その後、新しいカセットコンロをお店に探しに行ったのですが、夫も私も買う気になれず、そのまま帰ってきました。

お互い言葉にはしなかったけれど、夫婦二人の思い出がぎっしり詰まったカセットコンロを、古くなったからと言って捨てることはできなかったのだと思います。

子供がいなかったこともそうですが。

そもそも、自分自身の気持ちの迷いを吹っ切るために、物やお金、若さや人間関係など、できるだけ執着を持たないように生きてきました。

でも、夫婦二人と一緒に時を刻んできたものがこんなところにあったのです。

そして、気がつけば、それは愛着となって、夫とそれについて話しているだけで、なんとも言えない幸福感に包まれました。

 

今後も執着はもたず、でも、愛着のある物事は増やす。

そんな風に生きていきたいと思ったのでした。

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