子供がいないと老後はどうなるんだろう。
子なし夫婦の心配は尽きません。
でも、未来は今と同じでは決してありません。
今回は、子なし夫婦の未来予想図について書こうと思います。
子供がいてもいなくても関係ない
ご存知の通り、日本の総人口に対して高齢者の占める割合、年々増えています。
総務省の統計では、
- 2050年に65歳以上の割合は38.8%、75歳以上の割合は24.6%
と予想され、
- 4人に1人が75歳以上
になります。
私は2050年に81歳になっています。
これだけ高齢者の数が増えると、子供がいたとしても子供が面倒をみてくれる可能性は低いですよー。
足腰が弱くなっても移動手段はある
その代わりといってはあれですが、2050年の世の中を考えることで、老後の生活も悪くないと思えます。
まず、車の運転は完全に自動化されているでしょう。
多少足腰が弱くなっても、車さえ持っていればどこへでも移動することができます。
買い物にも行けるし、仲間とも会えます。
高齢になってから、月に1回子なし夫婦の集まりを企画するのもいいですね(^_^)v
家から出れなくなっても人間関係は構築できる
車がなかったとしても、ソーシャル・ネットワークで繋がれます。
まず「子なしのおばあちゃんとおじいちゃん」というグループを作ります。
そのグループにログインすると、同じく子なしのおばあちゃんとおじいちゃんの様子がカメラで映るのです。
もちろん、自分の様子もカメラで映ります。
グループは10人かもしれませんし、100人、いや、1000人になるかもしれません。
毎朝ログインして、まずはお互いの生存を確認します(笑)
カメラの性能も上がっているので、自宅に友達を呼ぶ感覚で、仲間とお喋りが楽しめます。
ハンドメイドが趣味の人たちだと、カメラを見ながら
- 今日は何作ってるのー?
なんて、いいながらワイワイ♪
ゴルフが趣味だったら、
- 昨日のスコアは100切った!
なんて自慢もできますね。
その頃には、言葉の翻訳システムの開発が進んで、同時通訳も無料で利用できるようなっているかもしませんね。
となると、日本だけでなく世界中の子なしのおばあちゃんとおじいちゃんと友達になることも可能です。
2050年は、今よりもっともっと繋がることが簡単になっているはずです。
買い物はユーフォーキャッチャー的に
買い物は、今でもかなり便利になっていますが、2050年には考えられないほど便利になっているでしょう。
- 食品スーパーがユーフォーキャッチャーのようになっているのです。
スーパーの天井にはロボットの手が無数に取り付けられています。
その手にはカメラが内蔵され、私たちはスマフォからその手をリモコンで動かすのです。
カメラで見える映像で、「今日のサンマは美味しそうね、でも、キャベツはいまいち」なんて思いながら商品を物色します。
そして、欲しいものがあればボタンをポチ!
ロボットの手は商品をかごに入れ、その後、商品は宅配便で配達されます。
なんて便利な世の中なんでしょう!
一人暮らしで孤独死が怖い人には
郵便局の見守りサービスを知っていますか?
このサービスは、月に1回郵便局の社員があなたの自宅を訪ね、話しするというものです。
現在は、一人暮らしをしている親を心配する子供が利用することを前提としています。
これが2050年には、需要が増え、身寄りのいない人も対象にサービスが拡大され、郵便局だけでなく民間企業も参入すると予想しています。
訪問の頻度も、週に1回から月に1回で、希望者には認知症のテストもしてくれます。
また、家の中に室温を感知する装置があって、1日に1回以上感知器に何も反応がなくなると、担当者がやってくるのです。
これは、ホームセキュリティの会社が提供してくれそうなサービスです。
1人で暮らしていても、安心して暮らせる時代になっているに違いありません。
医療はどんどん進む
2050年には、人工関節置換術は当たり前になり、今より費用も低くなります。
老後の楽しみはスポーツという人が増えるでしょう。
アルツハイマー型認知症も薬が完成して、病気を発症しても止められるようになっている可能性は高いです。
癌も、今より完治率が上がり、恐ろしい病気ではなくなります。
また、現在痛み止めは発展途上ですが、今後は開発が進みます。
膝痛や腰痛は薬で抑え、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の質はさらに上がるでしょう。
さいごに
私は未来のことを考えるのが大好きです。
今のところ、子なしの私の未来は暗いものではありません。
ただ、これは子あり子なし問わずですが、必要なのは
- お金と健康
です。
一番お金を使うべきところは健康。
人生を楽しむことは二番。
残りは明るい未来のために貯金します。