2017年に書かれた、興味深いブログを見つけました。
面白いなぁと思ったのは、こちらです。
慈善基金の42%は子無しの人々による寄附だとする研究がある。子無し既婚者の遺書の48%で寄附が約束されている。これは親(子有り)ならわずか12%、祖父母(孫有り)ならほんの8%になる。
言われてみれば、当たり前にことですが、子供のいる人たちは、自分の子供お金を使います。
死んだ時、お金が残っていれば、子供が相続するのが普通ですし、子供の側もそれが当然の権利だと思っているはずです。
でも、そうなると、親のいない子供たちは、親からお金をもらうことができません。
学校へ行くためのお金、病気を治すためのお金は、国から援助を受けることもできるでしょうが、基本、自力で稼ぐ必要あるわけです。
ここで、子供のいない夫婦は、自由な発想のもと、残ったお金を誰に使って欲しいのかを選ぶことができます。
そうなると、親のいない子どもたちに、寄付を考えるのは、自然な流れですよね。
ちなみに、わが家の計画では、資産がそこそこ貯まったら、その運用益だけで生活していこうと思っています。
そうなると、もとの資産は、死んだとき、まるまる残る予定です。
その残ったお金は、いまのところ、こども病院に全額寄付を考えています。
お金をたくさん持っても、死んだら使えない。
そういう考え方もあると思います。
でも、お金をたくさん持ったら、親のない子供たちを助けることができるのです。
子どもがいないからと、ただただ、豪華な生活をするのではなく、実のあるお金の使い方があるんだ、ということを知ってほしいと思います。