ここ1ヶ月ほど、テレビにでているタレントさんのYoutube参戦がすごいことになっていますね。
私は旅系が好きですが、最近はオリラジの中田さんの「中田敦彦のYouTube大学」も面白いなぁと思っています。
中でも、本について語る動画が興味深く、最近では、「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」をまとめた、
- 【FACTFULNESS】データを基に世界を正しく見るファクトフルネス〜①〜ビル・ゲイツやオバマ元大統領が大絶賛した名著
- 【FACTFULNESS】悪い状況と良くなっている傾向は両立できる〜②〜現状だけを見て叩くのは誰の得策にもならない!
- 【FACTFULNESS】事実を基に行動すれば人類の未来はもっと前に進める〜③〜
と、「7つの習慣」をまとめた、
- 【7つの習慣】中田の人生観を変えた成功哲学の名著〜序章〜1/6
- 【7つの習慣】2/6 ①主体的である②終わりを思い描く
- 【7つの習慣】3/6 ③大切な事を優先する〜時間の使い方には4段階ある〜
- 【7つの習慣後半戦】4/6 公的成功へ④Win-Winを考える
- 続く
は観て損はないと思います。
7つの習慣は、動画の中で中田さんもおっしゃってますが、「幸福論」に近い内容で、「嫌われる勇気」の元になっているアドラー心理学と非常に良く似ています。
似ていますが、「嫌われる勇気」は考え方のみの説明ですが、「7つの習慣」は具体的な行動の起こし方をフランクリン・プランナーと呼ばれるスケジュール帳を使って実行していく方法まで解説さえているので、読んでわかったような気持ちになって終わるということはありません。
ただ「7つの習慣」は古い本ですので、習慣の4の考え方「Win-Win」は過去のものになりつつあるのかなと思います。
今は、「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代」に書かれている、「ギバー」に置き換わっているように思います。
でもWin-Winだけギバーに置き換えれば、まったく問題ない内容だと思うので、「7つの習慣」は相変わらず素晴らしいと思います。
その「7つの習慣」を私が読んだのは15年くらい前だったと思います。
今のオリラジの中田さんより少し若かったくらいです。
当時、この本の良さをいろんな人に話したのですが、誰もわかってくれませんでした。
私の説明が悪かったのもあると思うのですが、この本では「自分が死んだ時」のことを想像しないといけません。
いまでこそ終活という言葉は当たり前のように使われていますが、当時はそんなことを考えている人はいませんでしたから、「死について考えるなんてとんでもない!」という感じだったのです。
時代は変わりますね。
ところで、最近読んだ「孤独の達人 自己を深める心理学」には、
- 人は40歳くらいを境に、外的な達成から、内面に意識が向くようになる。
のだそうです。
外敵な達成というのは、仕事で成功したり昇進したり、結婚して家庭を築いたり、子どもを育てあげたりということです。
その外的な達成がある程度満足できると、次に人は自分の内面について考えはじめるのだそうです。
その年齢が、大抵の人は40歳を超えた辺りなのだとか。
そんな内面と向き合う時、「孤独の達人」も面白い本ですが、中田さんの「7つの習慣」はとても参考になると思います。