アラフィフ夫婦ですが、子供がいないので、夫婦2人暮らしを20年以上続けてきました。
それだけでも長いなーと思うのに、このまま離婚や死別なく人生100年とすると、夫婦2人暮らしはまだ50年も続きます。
合計すると約70年です。
長過ぎるー!
そんな長ーい長ーい夫婦2人暮らしですが、ほどよく依存できて、ほどよく自立できる夫婦関係が理想です。
そして、そんなライフスタイルを実現できる素敵な家があったらいいなーと思うようになりました。
そんな住空間を実現するのは、
- ほどよく依存 → リビング、ダイニング、キッチン、ベッドルームは共有する
- ほどよく自立 → 夫婦それぞれが書斎や趣味や仕事に使える部屋を持つ
です。
ほどよく依存とは、夫婦でお互いに助け合いながら過ごすための空間です。
家事などの分担にはじまり、会話をしたり、会話がなくても空間や時間を共有することもできます。
ほどよく自立とは、夫婦が別々に過ごすための空間です。
一昔前まで、書斎は夫のモノでした。
でも夫婦共働きなら、収入の大小に関係なく、書斎は夫と妻がそれぞれ持たないとフェアではありません。
これからはますます男女平等な世の中になっていきますから、多様性を容認するのと同時に、「自分らしさの追求」は欠かせなくなります。
そのために、1人になる空間や時間が必要です。
そして悩ましいのはベッドルームです。
就寝時間にズレがあり、生活のリズムが異なるご夫婦は別々した方が良い気がします。
反対に生活のリズムがほぼ変わらないご夫婦は一緒でいいかもしれません。
実は、わが家は引っ越しの多い夫婦で、過去
- 2LDK
- 2LDK
- 1LDK
- 3LDK
- 4LDK+仕事部屋+映像部屋
のような間取りを経験しました。
今住んでいる家が部屋数も多く一番広いのですが、正直なところ、持て余してます。
掃除する場所が多すぎて、家事にばかり時間がかかってしまい、QOL(人生の質)が下がるのです。
一番理想的だと思うのは、4番目の3LDKです。
LDKが壁や仕切りのない1つの部屋になっていて、家の半分ほどしめています。
家の広さは140平米ほどだったので、LDKは約70平米です。
友達を呼んでパーティも余裕でできますが、夫婦が同じ空間にいても、まったく気になりません。
そして、1部屋は夫婦の寝室、1部屋は夫の部屋、1部屋は私の部屋という感じでした。
夫の部屋で何をしようと夫の勝手です。
同様に、妻の部屋で何を妻の勝手です。
干渉しないし干渉されない時間と空間は、いくつになっても必要です。
というわけで、夫婦二人暮らしに理想的な家の間取りは、
- 広めのLDK+夫婦の寝室+夫の部屋+妻の部屋=3LDK
となりました。
他には、
- LDK+夫婦それぞれの寝室+夫婦それぞれの部屋=4LDK
- LDK+夫婦の寝室+1部屋を2分割して夫婦それぞれの部屋=2LDK
という展開もあります。
わが家も、もし次に引っ越すことがあれば、ぜひ3LDKに戻りたいと思っています。