あけましておめでとうございます!
2020年の幕開けです。
みなさんは良書の定義をどのように考えますか?
本には様々な種類があるし、読む側の心理もあると思うので、一概には言えませんが、私は「気づき」をいただけることが一番になります。
「こんな考え方があるんだ!」「こんな方法があるんだ!」「こんな見方があるんだ!」「こんな展開があるんだ!」などなどです。
そんな発見が生きていく上で役に立つコトであれば、最高の良書となります。
一番最近読んだ本は「孤独の達人 自己を深める心理学」です。
ざっと読んだ後、今、じっくりと読み返しています。
現在の私の心理状態とも関係していると思うので、すべての人にとってではないと思いますが、良書に分類されそうな予感がします。
どんな物事にも2面性がある。
色々なところで聞く言葉です。
確かにそうだと思います。
結婚していることの良い面と悪い面、独身でいることの良い面と悪い面、子供がいる夫婦の良い面と悪い面、子供がいない夫婦の良い面と悪い面、友達が少ないことの良い面と悪い面、友達が多いことの良い面と悪い面、必ずどちらもありますね。
でも、そういうことを頭の中では理解していたつもりでも、人から何かを言われたり、まったく逆の境遇で幸せそうにしている人を見ると、悪い面が頭の中をぐるぐるということもあると思うのです。
「孤独の達人 自己を深める心理学」では、割と最初の方で
- 孤独の否定的意味と肯定的意味
が説明されています。
そうなりたいとは思っていなかったのに1人になってしまったので寂しいと感じるのは否定的意味です。
1人ではあるけれど1人でも楽しいことはいくらでもあると感じるのは肯定的意味です。
ぼっちにも2面性のあることがわかります。
でも、寂しいという気持ちがあってはじめて孤独を感じるわけですから、どうしても否定的意味に吸い込まれてしまいがちです。
ではどうすれば頭の中を肯定的意味にシフトできるのかというと、少し先の
- 「深い自己」を持つための四つの条件
で説明がありまして、
- 比較をやめる。競争しない。
- 一人の時間を十分に確保する。
- 自分の内側とつながる。
- 我を忘れて取り組めることを見つける。
のようになっています。
3は前回書いたフォーカシングを習得する必要があるので、難しいのかもしれません。
でも、それ以外は実行できそうな気がしませんか?
そしてそして、これら4つができるようになると、
- 真に心が自由な生き方
になるのだそうです。
心が自由になるなんて、考えただけでワクワクします。
「孤独の達人 自己を深める心理学」で、2020年も楽しくなりそうです。
今年もよろしくお願いします。