後腐れのない人との会話

今年の夏、キャンピングカーを買いました。
キャンピングカーを買った理由は以前「子なし夫婦のライフシフト」に書いたので、興味のある方はご覧いただければと思います。

そのキャンピングカーを買うまでの過程で想像していたのは、テントを張って寝泊まりするキャンプの延長線上にあるもので、テントを張る必要がないからきっと楽になるんだろうという程度のものでした。
ところが実際に旅を繰り返しているうちに、これはかなり違うぞと思い始めたのです。

自然を満喫するという意味ではテントでキャンプとほぼ同じです。
違うとすれば、テントの方が気温の変化を身体で感じるので、季節感はテントの方が強いかもしれません。

でも、寝泊まりするという意味では、ホテル的な感覚かと思いきや、より自宅に近いのです。
キャンピングカーにはキッチン、バス&トイレ、ダイニング、寝室がすべて揃っているので当然ではあるのですが、快適な場所にしようと思うと、自然と自宅と同じようになっていくということです。

そして、キャンピングカーで旅をするとき、RVパークと呼ばれる場所を利用します。
キャンピングカー1台につき、決められた1つのスペースがあり、大抵は電気、水道、下水などの施設がついているので、そららをキャンピングカーに接続して利用します。
安いところで1泊15ドルくらいから、リゾートホテル並みの施設があるところは高めで1泊100ドルほどになります。

毎回、様々なサイズのキャンピングカーがずらりと並ぶ中に参加するわけですが、到着するとすぐに犬のトイレのために周囲をウロウロするので、人がいると目で挨拶したり、にっこり笑ったり、相手によってはおしゃべりしたりします。
これが、新しい家に引っ越しした時ととてもよく似ているのです。
なので、毎回、新しいご近所さんと話しをする感覚になります。

先日は、2つ向こうのサイトに泊まっていた男性に話しかけられました。
「僕は20年前にはじめてキャンピングカーを買ってねー、それが君のととてもよく似た形のものだったんだよー。それから、少しずつ大きくなって、今はこんなに大きくなっちゃったけどね(笑)」と、年を重ねるにつれ、身体のサイズが大きくなったことをジェスチャーしつつ、説明してくれました。
家のアップサイジングやダウンサイジングは家族の人数で変化するものですが、キャンピングカーは身体の大きさに合わせて変化するものなんだと気づき、面白いなぁと思ったのです。

私は、ご近所さんと親しいつきあいをほとんどしません。
これは、ご近所さんと親しくすることで、思わぬトラブルに巻き込まれるのが面倒だからです。
でも、キャンピングカーであちこち旅をしている時に出会った、その場限りのご近所さんというのは、長くて1週間しかご近所さんになりえないので、すごーく気軽におしゃべりを楽しむことができます。
キャンピングカーの良い点は他にもたくさんありますが、この後腐れのないご近所さんとの会話はなかなか良いなぁと思っているところです。

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