わが家はアメリカに住んで10年になります。
その10年の間、アメリカ人でそこそこ長い期間結婚していて、子供のいない夫婦に出会ったのは、たったの一組。
今回は、そんなアメリカの子供のいない夫婦事情について書こうと思います。
養子を迎える文化が発達している
最初に、これから書くことは、何かのデータや研究に基づいたものではなく、あくまでも、私ラムレーズンが生活して感じたことです。
その点のみ、予めご了承いただけると嬉しいです。
まず、10年間アメリカに住んで思ったのは、
- 子供のいない夫婦はとても少ない
ということです。
私が仕事をしていれば、もう少し違う感想を持ったのかもしれません。
でも、仕事を持つ女性が多いこと以上に、子供を養子に迎えるという文化が、子供のいない夫婦を減らしているのではと思います。
簡単にですがデータを探してみたところ、2002年のデータですが、
- 18~44歳の人で子供をアダプト(養子縁組)したことのある人は2%
のようです。
50人に一人ということになります。
その中で、
- 男性の場合は子供を持ったことのない人
- 女性の場合は産んだことがない人
の割合は
- 23%
にのぼります。
ということは、およそ、200人に一人は、血の繋がった子供がいなくても、子供をアダプトしているということになるのです。
これは、すごく多いと感じます。
残りの77%の人は、血の繋がった子供もいるし、アダプトした子供もいる、ということになります。
実際に周りを見回してみて、子供をアダプトした夫婦は普通に出会います。
夫の職場にもいますし、私の友達にもいます。
なので、子供のいない夫婦というのは、アメリカでは非常に少ないと感じています。
離婚率が高い
子供のいない夫婦が少ない理由は、もう一つあると考えています。
それは、
- 離婚率が高い
ことです。
日本も最近は離婚率が上がってきているようですが、アメリカでは二人に一人が離婚していると言われています。
その影響もあってか、
- 再婚も非常に多い
ようです。
再婚すると、その再婚した相手に子供がいることもあり、自動的に子供を持つことになります。
余談ですが、以前、ボランティアでシニアセンターへ行ったことがあります。
シニアセンターとは、高齢な方々向けに市などがレクリエーションを提供している専用の施設です。
そこに集まっている高齢な方々は、おそらく時間を持て余している独身の人たちなのだと思います。
メイクバッチリ、洋服もキメキメで、ちょっと表現は悪いですがギラギラしてました。
決してギラギラが悪いと言っているわけではなく、それくらい、みなさんカップルでいることを望んでいる人たちが多いということです。
子供のいない夫婦に出会った経験
ちなみに、私は、アメリカ人で子供のいない主婦に出会ったのはたったの一度だけです。
私と同じで、犬を溺愛していました。
アメリカに住んでいる日本人は35歳以上に限定しても、10年間に5組は出会っていると思います。
もしかしたら、子供がいないと身軽なのでアメリカに移住しやすいのかな、なんて思ったりしました。
さいごに
このブログを書きながら、日本も少ないけれど、アメリカも、子供のいない夫婦というのは少数派なのだと改めて思いました。
今後は、もっと、子あり主婦さんとも仲良くしていく道を模索するべきなのかもしれません。
コメント
初めまして、カナダ在住40代後半子ナシ夫婦です。めっきり子供のいない方たちと出会うのは少なくなりました。こちらは日本人も少ないので、同年代となるとさすがに厳しいです、笑。ブログ読ませていただきました、共感できるところがたくさんです!こちらでの友人作りは大変ですよね〜苦笑。またお邪魔しますね。
CKさん、はじめまして(*^^*)
コメントありがとうございます。
同年代の子供のいない方たち、そちらでもいないのですねー。
私は今住んでいる町で子なしの友達が1人もいません。
新しくこちらに来る日本人は20代、30代が多く
子あり子なしに関係なくそもそも40代の人との出会いがありません。
日本の子なしの方のブログを読んでいると
子なしだけで集まっている記事をたまにみかけて、
いいな、いいな、私も行きたいな、と指をくわえて見ています。
また、いつでも邪魔しに来てくださいね~。
そうなんですよね。。。たまに独身の方との出会いがありますが(年下ですけど)、どうにも相性が合わなかったようで、嫌な思い出になってしまいました、笑。若手の方(この表現も変ですけど)とは会話の幅がどうしても限られてしまいますよね。ご主人の転職活動是非カナダはいかがでしょうか、笑!
CKさん、こんにちは(^_^)
子ありと子なしも話題違いますが、独身の方も話題違いますよねー。
見ている未来が違うというのでしょうか。
以前独身の方と出会いがあったときは、
相手は仕事と恋愛、こちらは老後と趣味だったので、
まったく話題があいませんでした(^_^;)
私は、同じ子なし同士だったのにダメになったこともありましたよー(T_T)
夫の転職先、カナダだったらいいのにね(笑)