少し前に、
にも書きましたが、
という本を買いました。
結論から先にいいますと、この本は二人暮らしのわが家にとって
- 当たり!
でした。
味も美味しいですが、簡単に作れて、味のバリエーションも申し分ありません。
今回は、「まいにち小鍋」のレビューを書こうと思います。
「まいにち小鍋」の構成とレシピの数
まず、まいにち小鍋は、5章に分かれています。
- 第1章 帰って10分でポッカポカ! 定番鍋
- 第2章 「家飲み」にぴったり! おつまみ鍋
- 第3章 ひと手間かけて激うま鍋
- 第4章 疲れたときに効く! 薬膳ヘルシー鍋
- 第5章 冷蔵庫がカラッポ! 即席コンビニ鍋
第1章は、材料さえ揃っていれば、鍋で煮るだけの超簡単小鍋料理。
第2章は、使う具材が少なく、シンプルだけど、お酒のおつまみにピッタリの小鍋レシピ。
第3章は、時間に余裕のある週末などの作ると良さそうなお鍋の作り方。
第4章は、使う食材に滋養強壮などの効果があるものを使ったヘルシー料理。
第5章は、コンビニで買える食材でさっと作れるお鍋。
各章、10種類前後のレシピがありまして、合計すると約50種類ほどになります。
「まいにち小鍋」から3品作ってみた感想
この本の著者は
- 小田 真規子さん
です。
NHKのきょうの料理に掲載されているレシピは、
から見ることができます。
本を買ってから3品作りました。
- 豆腐とじゃこの海苔鍋
- ごぼうと牛肉の柳川鍋
- 鶏団子のちゃんこ鍋
どれも美味しかったです(*^^)v
小田真規子さんの味付けは、味がはっきりしていて、狙っている味がすぐにわかります。
なので、最初の一口で
- 美味しい!
と思えます。
試しに、本ではなく、きょうの料理で紹介されている
も作ってみましたが、同じでした。
「まいにち小鍋」の良い点
まず、
- 出汁を取るという手間がないものが多い
ということ。
出汁を取らないか、昆布を1枚入れるか、鰹節などで出汁を取るかの3択です。
50種類あるレシピの中で、かなりの数、出汁やスープを作る必要ありません。
かといって、化学調味料の入った粉末ダシや鶏がらスープの粉末なども使わず、とても自然な味付けのものばかりです。
この出汁を取るという作業ですが、最近は、出汁パックが売られているので大した作業ではありませんが、使っている出汁が同じものであれば、完成した料理も同じ味になりがちです。
でも、まいにち小鍋はその出汁を使う必要がないので、
- 1つ1つの鍋に個性がある
のです。
この本では、和風の小鍋レシピが一番多いようです。
他には、中華風、韓国風、タイ風、イタリア風などがあります。
おそらく、使う食材と調味料、どちらにも工夫がされているためだと思います。
夕飯の1品としては、充分すぎるくらいです。
「まいにち小鍋」を上手に利用するために
このレシピを利用すると、
- 一人暮らしの人は夕飯に
- 二人暮らしの食事の1品に
なります。
4人家族などの場合は、分量を1.5~2倍くらいにすると1品になる量です。
まいにち小鍋で使う鍋ですが、
- 6号サイズの土鍋
が一番適当な気がします。
あるいは、
- 直径が20cm弱の普通の鍋
でも作れます。
あとは、本の中にも書かれていますが、下準備をしておけば、あとは短時間煮るだけになります。
あるいは、朝作っておけば、夜温めて食べることもできます。
さいごに
料理本は当たりハズレがあります。
私の経験では、当たりは10冊に1冊程度です。
この本は、当たりでした!
ただし、かなり、今どきの味です(笑)
コンビニや、化学調味料やレトルトに慣れている方にも、美味しいと感じることができるレシピだと思います。
反対に、自然な味付けに慣れている方には、少々味付けが濃いと感じるかもしれません。
それでも美味しいので、今年の冬は、この本から順番に作っていく予定です(*^^)v