ちょっと下世話な話しですが、子なし夫婦ってお金貯まると思うのです。
20代、30代で不妊治療をされている方、された方は、
- 不妊治療代で使ってしまってすっからかん!
という方もいるかもしれません。
でも、40代、50代に挽回することは十分可能です。
というわけで、今回は、子なし夫婦のお金の話しです。
45歳まで
子供を育てるためにいくらかかるのかを調べてみると、
- 0~2歳は年間84万円
- 3~5歳は年間122万円
- 6~11歳は年間115万円
- 12~14歳は年間156万円
が平均です。
合計すると、中学を卒業するまでに
- 1776万円
になります。
一方、子なし夫婦さんで不妊治療をされた方は、
- 1000万円くらい使った
という方もいると思います。
私が不妊治療をしていた頃は、不妊治療専門病院も少なく、飛行機や新幹線で通っていた人も多くいましたし、保険が効かずに、体外受精で100万円、顕微授精となると200万円という病院もあったので、本当に、財布と相談しながらという感じの人が多かったです。
ただ、不妊治療をして、その後子供が産まれた場合、子育ての費用がまったくないというのも不安なので、やはり、不妊治療に費やすのは、共働きでも、頑張って1000万円のように思います。
ここで、日本人女性が最初の子供を産む平均が30歳なので、45歳のときに子供は15歳になっています。
となると、
- 子あり夫婦さんは子育てに1700万円
- 子なし夫婦さんは不妊治療に1000万円
使ったとしても、
- 子なし夫婦の方が700万円
余裕があります。
45歳以降
次に、45歳以降ですが、子あり夫婦さんは、高校生になった子供をかかえ、
- 高校の学費
- 大学受験
- 大学の学費
- 大学から一人暮らしをさせている場合は生活費
などなど、学校が公立か私立かでも異なりますが、ざっくりと
- 500~1000万円
かかるとします。
一方、子なし夫婦の場合は、不妊治療にお金は使わないので、
- 500~1000万円の余裕
があるのです。
また、サラリーマンの給料は、50歳前後がピークと言われています。
子あり夫婦さんは、子供が自立するときには、そのピークを超えているのです。
それに対して子なし夫婦の場合は、一番お金を貯めることができる期間となります。
お金の貯まる他の要素
子育てにかかる費用を差し引いいただけでも、子なし夫婦は十分にお金が貯まるのですが、それ以外にもお金の貯まる要素があると私は考えています。
それは、
- 仕事に集中できる時間が長い
ということです。
子あり夫婦さんは、子育てに時間を取られます。
子供が小さいときは、夫婦で初めてのことだし、価値観の違いなどからストレスを貯めている人も多く、かなりお疲れ気味です。
それに対して、子なし夫婦は、子育て全般に使う時間がまったく必要ないので、その分、時間的には余裕で仕事に向かうことができます。
子供がいなければ、夫婦喧嘩になるような要素もないので、精神的にも余裕があるのです。
また、会社から異動の事例が出れば、子なし夫婦は身軽に移動できますが、子あり夫婦さんは、子供の学校などのこともあり、夫のみ単身赴任、最悪の場合は会社を辞めてしまいます。
つまり、子なし夫婦の方が、仕事への評価も上がり、出世もしやすく、単身赴任などで余計な出費もありません。
さらに、私は子なしの専業主婦ですが、投資を勉強する時間はありますし、その投資で儲けを出すこともできます。
また、趣味に情熱を持つことができれば、その趣味を仕事にという可能性も大いに有り得ます。
時間があるということは、ただ時間に余裕があるということだけではなく、何に対しても余裕を持って取り組むことができるということです。
最後に
というわけで、不妊治療にお金を使い果たしたという方も、子なし夫婦の場合は、何も考えずにお金が貯まる傾向にあります。
ただ、お金に余裕があるからと言って、贅沢三昧な生活をしていると、子なし夫婦にとっての老後は、子あり夫婦の老後よりお金を使うことになりますので、注意が必要です。
そして、これは子供の有無とは関係なく、夢を持って一攫千金を狙うことよりも、若い時からコツコツお金を貯めて、コツコツとリスクの低い投資でお金を増やすこと。
これが、老後の暮らしを安泰にする一番確実な方法です。
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