仲良しこよし子なし夫婦

少し前、卒婚という言葉をはじめて知りました。卒婚とは、夫婦という形は継続したまま別々の人生を歩むことを言い、同居の場合もあれば、別居の場合もあります。その状態のままうまくいく夫婦もあれば、またもとに戻る夫婦もありますが、最終的に離婚になる夫婦もあるようで、一言で夫婦といっても本当に色々なカタチがあるものだと思わされました。

そういえば一昔前、爆発的に流行ったコマーシャルがありました。タンスにゴンの「亭主元気で留守が良い」です。女性は結婚したら専業主婦になるのが当たり前の時代、高度成長期に猛烈に働いて家庭を顧みない夫たちを皮肉ったもので、寂しい気持ちを抱える妻が強がる様子を表現していたように思います。

ところが現実は、夫への愛情をすでに失っている人たちの間で使われることが多く、「生活費さえ家に入れてくれれば多少のことは我慢する」という意味を込めて話しているのをよく耳にします。

私はここ3年で2人からこの言葉を聞きました。そのうちの一人は経済的な自立を目指して頑張っておられます。もう一人はあまり良くない状況です。

夫婦のカタチには色々あるので、何が良くて何が悪いというつもりはまったくありません。ただ、夫婦がギクシャクしている方は、お互いを理解しようとする行動がほとんどみられないか、行動を起こしても相手がまったく理解してくれないために諦めてしまったかのどちらかのパターンが多いように思います。

 

ではお互いを理解するために何をすれば良いのかということですが、これはもう

  • 会話の積み重ね

しかありません。昔の人で夫婦は阿吽の呼吸だと言う人がいますが、それは誰もが同じ価値観で暮らしていた頃の話しで、今はみんなそれぞれ違って当たり前ですから、相手が何を思っているのか日々確認していかないとあっという間にすれ違い夫婦になってしまいます。

とにかく、

  • 毎日5分でいいから夫婦で会話する時間を作る

ということが大切で、その中に盛り込むべきことは、

  • 相手が何を考えているのか理解する
  • 自分が何を考えているのか理解してもらう

の2つです。今日起きた出来事にはじまり、どう感じたか、どう考えるか、なぜそうなるのかなどを、日々話し続けることでお互いの理解が深まります。

ただ気をつけたいのは、

  • 相手に対する不満は日々の会話に盛り込まない

ということです。そもそも、自分が持っている不満というのは、自分にとっては当たり前のことを相手がしてくれないから不満になるわけですが、相手にとっては当たり前のことだからその行動をしているわけです。その相手にとって当たり前のことを指摘するのは、相手の自尊心を傷つけることにもつながります。ですから不満を伝える時は、相手に対する不満をなくしてほしいと要求するのではなく、自分の不満をどうしたらなくせるかを話し合うつもりで望まないといけません。

 

夫婦は一日にして成らずを肝に銘じて、仲良し夫婦でいられるよう頑張りましょう!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。