時代に逆行

NHKスペシャル「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン 第4回 超未婚社会」を観ました。結婚に至る人、至らない人を、男女別に1年間追いかけ、それぞれの要素をAIが分析し、その結果について専門家も交えてトークする番組です。

まず、日本の少子化は「未婚率の増加」が一番の要因であるということからスタートします。というのも、既婚者の出生率はここ何年もほぼ同じ値で推移しているのに対して、未婚率のみがぐんぐんと伸びていて、現在、50歳までの男性の4人に1人、女性の10人に1人が未婚だからというのが理由なのだそう。そのため、「未婚率を減少させる」ことを中心に話しが進んでいきます。

こちらは米国の話題ですが、元テレビディレクターで、現在はテレビのホスト役として活躍しているアンディ・コーヘンさんは、今年の2月に50歳でお父さんになりました。彼はゲイであることを公表していて未婚。そんな彼が選んだ方法は代理母で、今は1人で子育てしています。CNNの年末特別番組内で子供を持とうと思った理由をたずねられたときは、「皮膚がんになったとき、自分の遺伝子を持った家族を増やすことを考えた」と話していました。

誤解があるといけないので念の為説明を加えますが、最初からシングルファーザーで子育てをすることは、米国でも大変珍しいことです。子供をアダプト(養子)したり、フォスターペアレント(里親)になる人は多いですが、それでも、シングルマザーやシングルファーザーでというのもあまり聞いたことがありません。そのため、みんな興味半分というのはもちろんあると思いますが、それでもネットで垣間見れるコーヘンさんの様子を微笑ましく見守っているように見えます。

ここで、そもそも子供を産むために結婚は必要あるのでしょうか?みなさんご存知のように、結婚しないと子供を産んではいけないという法律は存在しません。なのに、子供を産むには結婚していないといけないと誰もが思い込んでいるのです。

であれば、未婚でも既婚でも、女性でも男性でも、子供が欲しいと思った時に子供を持てればいいと思いませか?そのための環境を整えることも、育てる親にとっても大変なことだと思います。でも未婚率が増加しているのは、結婚したいのにできないのではなく、結婚しなくてもそこそこ幸せに生きていけるからで、それが今の世の中の流れなのです。つまり、未婚率を減少させることは時代に逆行しているとも言えます。それに、結婚して子供を作ったからって、必ずしも幸せにはなれません。だから、未婚率を減少させることより、子育てをしている人を支援するために人や時間やお金を使う方が世の中の流れに沿っています。

結婚はもちろん、子供を産むことも、人生のゴールではありません。ましてや、結婚することが正しくて、結婚しないことが間違っているわけでもなく、子供を産むことが正しくて、子供を産まないことが間違っているわけでもありません。

そして、何をすれば有意義な人生と思えるのか。それは、一人一人異なります。それぞれの人生がそれぞれ違うわけですから、どんな人生であっても「そんな人生もいいよね!」と応援すればいいだけのこと。

結婚と子供を産むことは、まったく別だということにそろそろ気づくべきなのです。


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