表と裏のマッチング

少し前、橘玲さんの「リベラル化する世界の分断(「生物地理学会市民シンポジウム」講演要旨)」の中で、ゲノム編集によって不妊の問題は10年ほどの単位で解決するかもしれないと書かれてました。ゲノムとは、すべての生物が持っているすべての遺伝子セットで、そのゲノムの一部を切り貼りして編集してしまうことをゲノム編集と言います。不妊治療では、受精卵にゲノム編集を行うことで、病気をはじめ、不妊につながるリスクを軽減することができるようになるようです。

私が子供が欲しかった20年くらい前は、顕微授精ができる病院は全国でも数えるほどしかありませんでした。また、顕微授精して卵子が子宮に着床しても、流産してしまう方も多かったので、流産の原因が明確であれば、ゲノム編集をすれば出産の可能性も上がるのだろうと思います。

アメリカのテレビドラマでGrey’s Anatomyという医療系テレビドラマがあります。現在シーズン15が放映されていて、1ヶ月ほど前にエピソード17「And Dream of Sheep」を観ました。登場するのは、人工子宮で育てられる羊ちゃん。人工子宮は透明で大きなプラスチックのバッグで、その中に羊ちゃんが漂っています。

現実の世界では、2017年に人工子宮で羊が4週間育つことに成功しているようなので(【解説】人工子宮をヒツジで開発、ヒトに使える?)今までは生存することが困難だった未熟児が、今後、この技術を利用して自力で生きれるまで維持できるようになるかもしれません。

このように、妊娠、出産にまつわる技術はどんどん進んでいるのですが、残念なことに、人工妊娠中絶は年間18万件もあるというのをご存知でしょうか。(中野信子著「不倫」より)出産件数が年間100万件ですから、約2割ということになります。

妊娠・出産を心から願う人と、妊娠したけれど事情があって育てられない人とのマッチングは今後の大きな課題になりそうです。


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