脈拍数からわかることは案外と多い

スローライフ

フィットネストラッカーを利用するようになって2年以上が経過した。私が使っているのはFitbit charge2で、お値段は1万5千円ほどだった。主な機能は脈拍を測ってくれること。その脈拍から24時間の活動を分析して睡眠と運動に分け、それぞれをさらに細かく分類し、24時間の活動の状態を報告してくれる。

レポートは、スマホまたはパソコンでブラウザを使って確認でき、自動で表示されるものは睡眠時間と状態、運動時間と種類、脈拍など。女性の生理周期、食事、体重は手動で入力すると記録が可能になる。(食事と体重に関しては、Fitbitに対応していれば連携して自動入力も可能。)

 

このフィットネストラッカーを使うことのメリットだが、私が思うに大きく2つに分けることができる。1つは健康管理、もう1つはダイエットだ。

朝起きてすぐの脈拍数が、心疾患の有無に影響するという研究があるのはご存知の方も多いと思う。他にも、東洋医学(中医学)には脈診と呼ばれるものがあり、右手首から3箇所、左手首から3箇所、合計6箇所の脈を、それぞれ、浅深や回数、大きさ、強弱から8種類に分けて診断する。フィットネストラッカーではそこまで細かくは診断できないが、24時間、脈拍数が記録されることからわかることは多い。

例えば夫の場合、仕事でストレスが多くなると、見事に脈拍数が増える。だから、脈拍数が増えると「最近何かあった?」と妻の私は聞くことができるのだ。夫は私に聞かれてはじめてストレスが多いことに気づき、自分なりに解決策を考えている。

また、健康的に体重を減らすことを考えているなら、フィットネストラッカーはうってつけだ。毎日体重を測って、毎日食べたものを記録する。これが体重を減らす上で一番効果的かつ楽なダイエット方法だと言われているが、これがFitbitのアプリでは簡単にできる。

まず、24時間の脈拍数から基礎代謝や運動量が計算され、1日に摂取しても良いカロリー量が自動で計算されるようになっている。体重は手動で入力できるようになっているが、私は体重計のアプリと連携して自動入力にしている。

食べたものは、リストから選択したり、文字を入力するだけでよい。カロリー、脂質、食物繊維、炭水化物、ナトリウム、タンパク質が自動で計算され、これによって、日々、カロリーオーバーかどうかを見ることができる。

 

ところで、このフィットネストラッカーをおすすめする人は、どちらかと言えば、若くて健康な人。人は健康な時は健康を意識せず、不健康になってはじめて健康を意識する。でも、不健康になった時に必要なのは、健康だったときの記録だ。健康だった時と不健康になった時の記録を比較することで、不健康になった原因がわかるかもしれないからだ。

年をとった不健康な人は、フィットネストラッカーをつけるとびっくりするかもしれない。私は自分の脈拍数の少なさにも、日々の運動量の少なさにも驚いた。でも、Fitbitは今後、血中酸素濃度の測定機能が追加される予定なので、この機能が加わると、年をとった不健康な人の利用価値はぐんと上がる。というのも、アジア人は痩せていても睡眠時無呼吸症候群になる人が多く、それが心疾患や脳梗塞の原因となることがあるからだ。寝ている間の血中酸素濃度がわかれば、それらの予防にもなる。

 

毎年、健康診断を受けている人は多いと思う。しかし、健康診断でわかる病気の数は、実はそんなに多くない。うつ病などの精神疾患をはじめ、不定愁訴にも対応していないし、その人の体質を意識した健康法のアドバイスももらえない。だから、1年に1回しかない健康診断もいいが、毎日24時間、脈拍数が記録しておくのも、悪くない選択だと思う。

 

さいごに念の為、Fitbitは昨年末にFitbit Charge 3をリリースした。Fitbit charge2と比べると完全防水になったことが最大の利点。あとFitbit charge2の液晶画面は案外と簡単に傷く。Fitbit Charge 3が同じかはわからないが、お金に余裕があれば傷がつなかないシールなどを買うことをおすすめする。

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