今月のNHKスペシャルで、
という番組が放送されました。
どんな生活をしている人の健康寿命が長いのか。
10年間継続して行われた調査から、AIが出した答えが3つ紹介されたもので、具体的には以下の通りです。
ただ、ヒント1の「ひとり暮らし」と「治安の良さ」は、こじつけのような気がしないでもありません。
というのも、そもそも、ふたり暮らしとひとり暮らしを比べたら、ふたり暮らしの方が健康寿命は長いのです。
あくまで、ひとり暮らしをするか、子供と一緒に暮らすかを比較したときに、ひとり暮らしの方が健康寿命は長いんですよというお話し。
また、治安の良さはアメリカのシカゴが例に出されていまして、これは非常に違和感がありました。
そもそも、シカゴはアメリカの中でもトップを争うほど治安が悪く、普通の感覚ではそこに住むことを選ぶというのはそれなりの理由があると考えるべき。
でも、ヒント3の「読書」。
これは非常に面白い答えだなーと思ったのです。
ちなみに、「読書」は、番組の中では「本や雑誌を読む」という項目です。
つまり、本でも雑誌でもどちらでも良いことになります。
また、65歳以上を対象にした調査なので、紙の本を読んでいるということになると思います。
さらに、読書をするから健康寿命が長いのか、健康寿命が長いから読書をするのか。
因果関係まではわかりません。
あくまでも、65歳以上の人たちを10年間追っかけた結果、
- 健康寿命が長い=本や雑誌を読む
という関係が成り立ったというだけ。
この結果について夫と話しをしたとき、夫は
- 本とインクが関係あるのでは?
と話していました。
これは、本屋へ行くとトイレに行きたくなる現象、青木まりこ現象と似たようなことを言っています。
夫は、インクにはアロマのような効能があって、体に何らかの刺激を与え、その結果健康になっているのでは?というのです。
なるほどねー(笑)
私は、
- 本を読む人は自己肯定感が高くなるから
ではないかなーと想像しています。
自分の人生に悩むこと、あると思います。
私は20代に悩むことはなかったけれど、30代に1回、40代にも1回。
大きくは2回悩みました。
一人で考えても答えは出ず。
人生のアドバイスをもらえるような知り合いはいなかったので、人と話しても、何も変わらず。
そして、本を読み漁ったことでなんとなく答えが出て、その後は前向きに生きることができるようになったのです。
すると、抑うつとは縁遠くなりますから、気力も出て、健康のために外へ出て運動しようと思うし、人と会って話しをしようとも思えます。
これが健康寿命を長くすることにつながるのではないかなーと。
他には、本や雑誌には様々な情報が含まれていて、当然、健康に関する情報も読むことになるので、自然と健康的な生活をするようになるとか。
本を読むことで想像力が鍛えられ、脳も若返るではないかとか。
なんとなく、本や雑誌には気持ちを前向きにさせてくれる何かがあるような気がするのです。
そんなわけで、私と同じ友達少なめの方は、本や雑誌を読んで、健康寿命を伸ばしましょう!