今週、
を読み始めました。
ガン宣告されたとか、身近な人がガンになったとか、そういうことではありません。
健康であり続けるために何をするべきかを考えたとき、医学的な治療なしにガンを克服した人の生活を知ることががん予防としては最良だろうと思ったからです。
この本は、タイトルにもあるように西洋医学ではがんが治らず(手術、抗癌剤治療、放射線治療など)、その後自力でがんを克服した人たち。
その人達に共通する9つのことが書かれています。
9つの項目は、
で紹介されいます。
それぞれの項目は非常に興味深いものですが、その中でも気になるのが、
- 「どうしても生きたい理由」を持つ
ということ。
人は人生に悩むと、「生きる意味」について考えます。
私は子どもが欲しくてできなかったとき、「なんのために生きているんだろう」と思いました。
結論はでないのですが、人生に悩むことがなくなると、自然と「生きる意味」について考えることはなくなりました。
おそらく、自分の人生に悩まない人はいないと思うので、どんな人も通る道なのではないかと思います。
では、「どうしても生きたい理由」を持っていますか?と聞かれたとき、答えることができますか?
愛する人がいるから、子どものために、孫を見たいからと答える人が多いのではないでしょうか。
私も、夫が寂しい思いをすると思うので、まだまだ死ねないなーと思います。
あと、シニアの犬と暮らしているので、最後まで面倒をみないといけません。
でも、本の中に書かれていることは、そういうことではありません。
他者のために死ねないということが、メインの生きたい理由ではなく。
きっかけは他者のためであっても、心の底から沸き上がる、まだまだ自分の人生を楽しみたいんだ、だから「私は生きたいんだ」という気持ち。
これが、「どうしても生きたい理由」なのです。
がんを宣告されたら、通常であれば誰でも気持ちが沈んで、抑うつ気分になります。
がんでなくても、歳を重ねることで、抑うつ気分になる人も多いと読んだことがあります。
他にも、自己肯定感が低いと抑うつにつながりますし、血圧や血糖値のスパイクがあると抑うつになるという研究もあります。
そんなあれこれすべてを吹き飛ばして、それでも、自分の人生を楽しみたいと思えるかどうか。
この生きる底力とも言えそうなものはどこから湧いてくるのか。
その答えは色々あると思いますが、他者との関わり方、物事の捉え方、地に足の着いた生き方などにあるような気がします。
そして、そのヒントとなりそうなのが、海原純子さんの書かれた
という本。
新聞に掲載されている「新・心のサプリ」をまとめたものです。
考え方を少し変え、日々を大切に、そして自分にできることを精一杯すること。
更年期に入ったあたりの女性であれば、この本の内容には共感できると思います。
私も自然と身の丈が見えてきて、毎日が充実しはじめました。
海原純子さんのブログでは、新・心のサプリが掲載されているので、ぜひ参考に。
他にも、「海原純子」でぐぐるとたくさんでてきます。
もっと若い世代の方は、「自己肯定感」で検索してみると参考になりそうな本が出てくると思います。
「どうしても生きたい理由」を持つことが、病気を追いやることに繋がる。
そして、これから病気にならないためにも、生きていることにワクワクできるような毎日にしたいなと思うのでした。