8月に入りましたね!
毎日本当に暑くて夏バテ気味ですが、今月さえ乗り切ればあとはなんとかなると信じて過ごしています。
さて、今回は抜け毛について書きたいと思います。
というのも、抜け毛に悩んでいる方からメールをいただきました。
その方はすでに4年間、悩んでいるそうです。
私は1年前が抜け毛のピークでした。
自分なりに試行錯誤を繰り返し、現在抜け毛はありません。
そこで、この1年間の抜け毛対策を書こうと思います。
ただ、とにかく色々なことを試してきたので、何が正解かわかりません。
そのあたりをご理解ただき、読んでいただけると嬉しいです。
どんな風に髪の毛が抜けたのか
抜け毛が一番多かったのは2017年の6月~7月くらいだったと思います。
それ以前の4月に、お風呂の排水口に溜まる髪の毛の量が多くなったなぁと思ったのが最初。
それから、シャンプーをしているときに手に髪の毛が大量につくようになりました。
さらに、1回のシャンプーが終わると、排水口は髪の毛でいっぱいに。
パソコンに向かっているときも、机に髪の毛がパラパラと落ちて。
掃除機をかけてゴミをみると、髪の毛でいっぱい。
同時に、頭皮はいつも薄皮がむけたように状態になっていて、フケがポロポロ。
もう、発狂しそうでした_| ̄|○
でも、このままだと絶対にウィッグが必要になる。
今から調べて準備しなきゃ。
それからネットでウィッグを眺めていたら、すごい数のウィッグがありました。
それに、ウィッグを変えるだけで髪型を変えることができる。
あれ?もしかして、ウィッグ生活も悪くないのかも?
ていうか、ウィッグでいいじゃん!
そこで、気持ちが落ち着きました(笑)
でも、その前に、できることはすべてやろう。
そんな風に気持ちを切り替えました。
抜け毛対策リスト
まず最初に、抜け毛の原因として考えたリストです。
- 生活習慣病=毛細血管が弱っている
- 栄養不足=ビタミン、ミネラル、たんぱく質不足
- 腸内環境の悪化=腸内細菌を増やす
- 更年期障害=ホルモンバランスの乱れ
- シャンプー&コンディショナー
- ヘアカラー
- カビ(湿度)
- 水質(塩素)
これから一つずつ見ていきます。
頭皮の毛細血管が弱くなった?
頭皮にはたくさんの毛細血管があり、その毛細血管が弱くなることで抜け毛が増えると書かれていました。
毛細血管が弱る原因は、主に生活習慣病。
その生活習慣病の中で、コレストロール値は問題ないし、血圧も高くないし、痛風でもないし、でも、血糖値だけ気になっていました。
参考までに、過去、血液検査で血糖値に異常がでたことはありません。
ただ、たまにですが夕方に、手が少し震え、体から力が抜ける感じを何度か経験したことがありました。
昔々にネットで調べた感じだと、低血糖症。
また、低血糖症になったときの対処法として、血糖値が下がったら、反対に血糖値を上げるために何か食べると紹介されていました。
実際に試してみると、甘いものを食べてしばらくすると、もとに戻ります。
でも、あとからわかったことですが、この対処法は糖尿病への道を加速させるので、絶対にやってはいけません。
インスリンなどを使って血糖値をコントロールしている方は医師の指示に従い、私のように低血糖症の症状が出たら、低血糖症に詳しい医師のいる病院を探して行くようにしましょう。
そして、抜け毛がはじまってからググって調べていたら、血糖値と抜け毛は関係あるという内容の記事を読みました。
それは、
- 血糖値の急激な変化が起こると、体は体を守ることに集中するため、毛を維持することを放棄する
という内容でした。
さらに、NHKのガッテンで見た「血糖値スパイク」も気になりました。
血糖値スパイクによって脳に血液が送られなくなり、アルツハイマー型の認知症につながるとも。
そこで、低血糖の症状があったので、思い切って血糖値を測るキットを買いました。
検査キットには、血液と尿のいずれかを使います。
私はより正確な、血液を使うタイプを買いました。
結果、食後血糖値は上がりますが、上がっても150mg/dL程度。
ただ、2時間後に一気に70mg/dLくらいまで下がっていることがわかりました。
甘いものを食べずにこれですから、甘いものを食べていたら、血糖値はもっと高く、そして、急激に下る、血糖値スパイクになっていたと思います。
さらに調べて、反応性低血糖症ではないかと疑いました。
これらのことがわかる前に、実は、糖質制限食をはじめていました。
2016年末に夫の体調が悪くなったことがきっかけだったのですが、2017年に入ってから、カロリー制限を、2017年4月からは、糖質をほぼ摂取しない生活。
ちょうど3ヶ月経った時の2017年7月は抜け毛が一番ひどかったです。
そのため、糖質制限が理由で髪の毛が抜けているのかと思い、一時期、炭水化物を摂取していたのですが、状況は変わらずでした。
1年経った現在も炭水化物は少なめの食生活です。
普段、お米、パン、麺類は、週に多くて3回くらい。
菓子パンやケーキのような甘いものは、月に1~2回。
さらに、甘いものを食べた後は、散歩するようにしています。
そして低血糖症の症状はなくなりました。
また、手が震えたり、力が抜けるような感覚もなくなりました。
血糖値スパイクは可能な限りさけているので、毛細血管が少しずつ成長して、抜け毛解消につながったのではとと思っています。
毛細血管に関係することでもう一つ。
ブログのコメントにいただいたのですが、
- 頭皮が硬い
のではないかということ。
原因はわからないのですが、抜け毛の多い人は、頭皮が硬いのだとか。
私の頭皮が硬いかどうかはわからないのですが、だいぶ前から顔色が悪いような気はしていました。
首から下の肌色は普通の色なのに、首から上だけ、日焼けしたような感じです。
顔色が悪いのは、病気の可能性もあるので異常がないか検査をすることをおすすめしますが、私の場合はどうやら、首の血液の流れが悪いことが原因のようでした。
そこで、普段から姿勢を良くすることと、首をストレッチすることを続けたら、顔色は良くなりました。
顔色と毛細血管が関係あるのかはわかりませんが、顔色が悪いのであれば、良くしてあげることも抜け毛防止につながるかもしれません。
栄養不足=ビタミン、ミネラル、たんぱく質不足
先に書いた血糖値についてですが、血糖値の情報を漁っていたときに、気づいたことがありました。
それは、私は低栄養なのではないかと言うこと。
詳しくは、
を読んでいただければと思いますが、本と血液検査の結果からみると、
- たんぱく質不足
が強く疑われます。
少し前に、
にも書きましたが、いまどきの言葉では、
- 新型栄養失調
です。
考えてみたら、髪の毛はたんぱく質からできていますし、頭皮も皮膚ですからたんぱく質です。
そのため、
- 卵、鶏肉、魚、豆腐、チーズなどを可能な限り毎食食べる
ということを続けました。
卵は毎日5個くらい食べていたこともあります。
これは、たんぱく質にはプロテインスコアというものがあり、卵は、そのプロテインスコアが100点なのです。
卵を食べれば、より効率的に色々な種類のたんぱく質が摂取できます。
また、ホエイのプロテインパウダーも、水分補給がてら飲んでました。
ちなみに、たんぱく質が不足している人は、たんぱく質を食べることが苦手になるのだとか。
口の中がモソモソするから好きじゃないという人は、たんぱく質不足を疑った方がいいですよ~。
たんぱく質を多くしてから、3ヶ月ほどで、まず、肌の調子が良くなりました。
それまで、異常なほどの乾燥肌&敏感肌だったのが、少しずつ改善されたのです。
半年くらい経つと、髪の毛がチリチリだったのが少しずつ真っ直ぐになってきたのを感じました。
また、髪の毛の生える周期が短くなっていたようで、短い毛がたくさん出ていたのですが、それも減ってきました。
1年経った現在は、髪の毛に艶も出ています。
他には、食事も可能な限りバランスよくを心がけましたが、さらにサプリメントを飲みました。
マルチビタミンを飲むのは基本で、さらに、
という感じです。
栄養学の本で読んだのは、例えば、ビタミンAを必要としている体のパーツが3つあったとします。
ビタミンAを摂取すると、そのパーツ3つに均等に配分されるのではなく、1つ目のパーツがビタミンAで満たされたら、2つ目のパーツ。
2つ目のパーツがビタミンAで満たされたら、3つ目のパーツ。
つまり、3つ目のパーツにビタミンAを届かせたかったら、1つ目と2つ目のパーツが必要としている以上にビタミンAを摂取しなければなりません。
また、すでにビタミンAが不足している状態では、1つ目と2つ目によって大量にビタミンAが吸収されると考えられます。
早く3つ目のパーツに届かせるためには、より大量のビタミンAが必要になるということです。
こんな内容の本を読んだので、より即効性を求めて、1日の摂取量より多く飲みました。
詳しくは、
に書いたので興味のある方はご覧ください。
これは、私の経験からですが、ビタミンは錠剤のものより、液体のものの方が効き目があるような気がしています。
今飲んでいるビタミンB群は、発行したビタミンB群で、かつ液体のものを飲んでいるのですが、これは明らかに違いを感じました。
開発元はこちらの会社です。
錠剤をたくさん飲むのが無理という方にも、液体はおすすめです。
腸内環境の悪化
たんぱく質不足の理由に、たんぱく質の摂取不足もあったと思うのですが、腸内環境が悪いために体が影響を吸収できないのではないかとも思いました。
もともと、腸内環境は良くない方で、すぐにお腹が壊れるタイプだったというのもあります。
腸を強くするために必要なのは、
という本には、
- 下痢気味な人は、たんぱく質とビタミンAが不足
と書かれています。
またここでもたんぱく質が登場です。
たんぱく質は先に書いたように、とにかく食べることと、補助的にプロテインパウダーを。
ビタミンAは液体のものを飲むようになって、ぐっと、腸の調子は良くなりました。
また、以前は腸のために発酵食品を良く食べていたのですが、最近は低FODMAP食というものにしています。
また、新ビオフェルミンやミヤリサンなどの錠剤を飲んだり、ヨーグルトやチーズをよく食べ、腸の環境が良くなることを毎日しています。
更年期による薄毛?
抜け毛が酷くて病院へ行ったとき、更年期が原因ではないかと言われました。
その後、先生にすすめらた
を飲んだり、
を飲んだりしました。
でも、効果があったのか、なかったのか、良くわかりません(^_^;)
ただ、今、更年期障害のようなものはまったく出ていません。
そして、抜け毛もありません。
今後、また更年期の症状が出たときに抜け毛が増えたら、そのときは更年期が原因だったとはっきりと言えると思います。
シャンプー&コンディショナー
抜け毛の原因かどうかはわからないのですが、3年ほど前から、コンディショナーが使えなくなりました。
症状は、リンスやコンディショナーを使うと、その後、頭皮が痒くなります。
美容院で聞いたら、頭皮につかないように塗るといいということだったので、試してみましたが、それでもダメでした。
すすぎを一生懸命してもダメでした。
実は、これは現在も続いていまして、コンディショナーを使うと、翌日くらいに痒くなります。
そのため、現在はシャンプーだけで済ませています。
ただ、合うシャンプーを見つけるのはとても大切なのだと感じています。
参考までに現在使っているシャンプーは、
- Avalon Organics Shampoo, Scalp Treatment Tea Tree(アメリカのAmazonへ飛びます)
です。
同じブランドの薄毛対策シャンプーも使ってみましたが、余計に抜けたのですぐにやめました。
- Avalon Organics Thickening Shampoo Biotin B-Complex Therapy
他には、病院で進められた抜け毛対策シャンプーもあったのですが、それも、余計に抜けた気がします。
- Nioxin Cleanser, System 2 (Fine/Noticeably Thinning )shampooing
現在は、たんぱく質が足りているのか、リンスやコンディショナーなしでも、艶のある髪の毛を保てています。
他には、コメントでいただいたことですが、シャンプーの詰替えを続けていると細菌が増え、良くないのではないかということでした。
私は詰替式のシャンプーを使っていないのでわかりませんが、もし、使っている場合は、詰替えのときにしっかりと洗って、そして、完全に乾いてから、次の液体を入れればいいのかなと思います。
あと、リンスやコンディショナーの症状と似ているのですが、トリートメントタイプのヘアクリームも痒みが出てしまって使えません。
これは、いまだにそうなので、体質なのかもしれません。
ヘアカラーが合わない
ヘアカラーをすると、抜け毛がひどくなります。
今年の1月に美容院でヘアカラーをしてもらいましたが、その3日後くらからドバーっと抜けました(T_T)
以前、トリートメントタイプのヘアカラーも使ったことがあるのですが、やはり同じで抜け毛がすごいことになります。
仕方なく白髪のままでいたのですが、つい、1ヶ月ほど前にヘナで毛染めをしてみました。
なんと、毛は抜けませんでした\(^o^)/
ただ、ヘナは白髪が赤毛のような茶色になります。
黒くは染まらないのですが、白髪のままでいるよりも、全然マシ。
今後は、ヘナを使います!
カビ(湿度)
実は、栄養不足の次に抜け毛の原因になっていたと思うのが、湿度です。
抜け毛で悩んでググっていたとき、湿度が高いと抜け毛の患者さんが増えるというという皮膚科のお医者さんが書いているブログを読んだのです。
髪の毛が抜けはじめたのは、私も湿度が高くなってからでした。
やったことは、除湿機を買って家の中をカラカラになるまで乾燥させたということ。
最初は、咳がでるほど乾燥させて、カビも退治しました。
一度乾燥して、カビがでなくなってからは、洗濯物の室内干しをすたら除湿機を回して、お風呂やシャワーに入った後も、除湿機を回すという感じです。
現在は、常に湿度が50%以下になるように除湿機を動かしています。
あと、お風呂場以外のカビにも気をつけるようになりました。
お風呂場もそうですが、冷蔵庫の中も除菌しました。
食品にカビが生えないようにして、それでもカビが生えてしまったら、袋を開けずにそのまま破棄するようにしました。
実は、以前はカビが生えても、カビの部分だけ取り除いて食べてしまっていたりしていたのです(^_^;)
これはどうやら、あまりよくないようです。
実は目に見えないところにカビの胞子がたーくさんあるんだとテレビで放送されていました。
なので、カビが少しでも生えていたら、胞子が飛ばないようにという意味も込めて、まるごと捨てるようになりました。
湿度とカビを防ぐという意味で、お風呂に入って髪の毛を洗ったあと、ドライヤーで頭皮と髪の毛をしっかりと乾かすようにしました。
完全に乾いたなと思っても、そこからさらに3分くらい、ドライヤーで風を当てているくらいです。
また、環境が許せば、髪の毛に扇風機を当て続けると良いかもしれません。
体が冷えるので、その点は気をつけないといけませんが、髪の毛に扇風機を当てると湿度は低くなると思います。
また、頭皮を清潔に保つという意味で、必ず毎日髪の毛を洗うようにしました。
抜け毛が多くなるとシャンプーすることが恐怖になり、2日に1回という時期もありました。
でも、一度抜けると決めた毛は、絶対抜ける。
それよりも、新陳代謝を高める意味で頭皮は清潔にと書かれていたのを読みました。
それを書いたのは、アメリカのお医者さんで、文章は英語でした。
他には、ティーツリーオイルを頭皮に刷り込んだりしてました。
ティーツリーオイルは皮膚に直接塗ってはいけないと書かれていることを読んだことはあるのですが、私が持っているフレンチアロマの本では殺菌として足に塗ると書かれていました。
なので、頭皮も大丈夫かなと思っているのですが、心配な方はやめた方がいいです。
現在は週に1回程度、ティーツリーオイルを直接頭皮に垂らして、マッサージしています。
その後、足にも垂らして、同じようにマッサージしています。
水質(塩素)が悪い
これは日本ではないことですが、アメリカは水質が悪く、含まれる塩素の量が多めなようです。
そこで、自宅の水道にウォーターソフナー(軟水器)と呼ばれる、お水のフィルターのようなものを導入しました。
さいごに
抜け毛対策として一番効果を感じたのは、
- たんぱく質をしっかりと摂取する
でした。
たんぱく質が足りてくると、髪の毛は何もつけなくても、ただドライヤーで乾かすだけで艶が出ます。
艶がなくなったらたんぱく質を多めに食べると、また、艶がもどるので、これは間違いではないと思います。
次に、
- 湿度(カビ)対策
その次に、
- ヘアカラーは使わない
さらに、
- 合うシャンプーを見つける
のような感じです。
抜け毛に悩む方の参考になることを祈ってます!