出張で留守にしていた夫が戻り、今週から、夫婦で朝散歩が再開です。
夫はまだ絶賛時差ボケ中なので、朝日を浴びるのは体内時計を元に戻すのに役立ちそうだし、いつもの生活のリズムを早くつかむためにもいいような。
朝散歩の習慣化は、思っている以上に良いことなのかもしれないと思いはじめました。
ところで、出張へ行くと、夫の体に何が起こるのか。
フィットビット(脈拍や体の動きをモニターする腕時計)を見る限り、体は横になっているけれど、眠れていない時間が通常よりかなり増えます。
時差ボケしているので当然ですね。
それよりもっと気になるのは、脈拍が増えること。
人は頑張ると、ストレスホルモンとしてアドレナリンを分泌し、体の作用として、
- 血管の収縮
- 瞳孔の散大
- 血圧の上昇
- 心拍数の増加
などの働きが促されるんだとか。
出張へ行くと、にょきにょき脈拍が増えるのは、ストレスホルモン出ているからだとおもいます。
そういえば以前、友達が出張の多い仕事に就いたとき、半年ほど経ったところで、出張が辛いと話していました。
慣れない場所へ行けば誰だっていつもより神経を使うでしょうし、飛行機事故やテロ事件にいつ巻き込まれるかわかりません。
飛行機の中は小さな席で身動きできず、移動は重い荷物がいつも一緒。
それ以外にも食事が違う、ホテルのベッドが違う、快適な温度が違う。
女性の場合は男性と比べて荷物が多くなりますし、女性ならではのあれこれに備えて、考えるべきこともありますよね。
でも、仕事だから頑張らないといけない。
結果、とてもストレスになるのだと思います。
また、出張って、ストレスがいつもより多くあるのに、ストレス発散する方法が限られるのです。
夫は、一通り仕事が終わってから一人でパブへ行ってビールを飲むのがゆいいつのストレス発散です。
でも友達は女性なので、1人で夜パブへ行くのは怖いし、実際危ないと思います。
あと、夫も友達も、出張している間、普段の仕事はどんどん溜まるので、夜な夜なパソコンに向かっているようです。
結局、友達は2年でその仕事を辞めてしまいました。
これは以前からずっと書いていることですが、余程その仕事に生き甲斐を感じているか、経済的な必要性がない限り、出張の多い仕事は、ある程度の年齢になったら慎重になるべきだと思います。
これは、体力をつければなんとかなるということではなく、長距離移動をしながら仕事をするのは、普通の人であれば、相当なストレスになるからです。
だから、夫が50歳を過ぎたら、出張がなくて、でも、納得のできる仕事を探して欲しいというのが正直なところ。
もっと正直なことをいうと、夫と少しでも長く一緒にいたいので、長生きしてもらうためにも、無理して欲しくないのです。
なので、50歳になったら「長生きしたいなら出張のない仕事した方がいいよ~」と刷り込みをはじめ、夫の納得のいくような仕事を一緒に探せたらいいなーと思ってます。