さて、今回は本のレビューです。
97歳の幸福論。ひとりで楽しく暮らす、5つの秘訣
笹本 恒子さんの本、
を読み終えました。
笹本さんは1914年生まれのフォトジャーナリストで、27歳で結婚して70歳のときに夫に先立たれ、それ以来一人暮らしをされています。
この本が出版された時点で97歳、現在は100歳を超えていて、どうやら、お子さんはいらっしゃらない感じです。
本は文字と写真で構成されていて、すべてを読むのにたったの1時間くらい(^_^;)
それでも、写真の点数は多くはないですが、笹本さんの暮らしぶりは伝わってきます。
一通り読んでみての感想は、
- 97歳の女性が一人暮らしで普通に生活できていることにびっくり
(姪っ子さんが週に1回お手伝いに来られているようですが) - 笑顔で元気な気持ちで過ごされていることにもびっくり
で、2度のびっくりです。
最近、いわゆる長生きをされている方の本というのを良くみかけますが、食事にしても、運動にしても、気持ちの持ち上げ方にしても、長年実行している独自の健康法のようなものをみなさん持たれていますよね。
笹本さんも同じで、その秘訣が「バラ色の人生」と称して5つ紹介されていて、これがこの本のキモのようです。
その5つの秘訣ですが、どれも聞いたことのない、新しいアイデアというわけではありません。
たぶん、90代になっても怠けずに続けているということが、すごいのだと思います。
あと、お子さんがいなくても、こんなに元気に充実した90代を過ごされていることもすごいな、と。
ただ、Kindleで買ったのでわからなかったのですが、すぐに読み終わります。
これに1000円以上払うのは、うーんという感じ。
そういう意味では、内田 彩仍さんの本、
の方が写真も綺麗で、ライフスタイルも参考になるし、おすすめです。