子なし主婦の人間関係は45歳あたりで変化があるかも

私が不妊治療を諦めたは31歳のときでした。

それから10年ほど、子なし主婦である私の人間関係は、狭く小さくまとまっていました。

ところが、45歳を過ぎたあたりから、私の人間関係にちょっとした変化があったのです。

今回は、その変化について書こうと思います。

見ている方向が違う

先にも書きましたが、私が不妊治療を諦めたのは31歳のときでした。

不妊治療を諦めた経緯は「子供を諦めて結婚20年目に思うこと」に書きましたので、興味のある方はそちらをご覧ください。


30代前半の頃は、子供がいない女性はたくさんいました。

それが、35歳をすぎると子供がいない女性の割合は一気に低くなり。

40歳間際になると、子なし夫婦はほとんどいなくなりました。


そこで、子あり主婦さんと上手に付き合っていければ良かったのですが、私には無理でした。

やはり、子あり主婦さん、特に小さなお子さんのいる人は、生活のほとんどが子供中心に回っているので、一番興味のあることは子育てです。

そのためにママ友との情報交換は欠かせません。


それに対して、子なし主婦の私が考えていることといえば、

  • 生きている意味
  • 生き甲斐
  • 老後
  • 友達は必要なのか

なんてことです。

女性として生まれてきたのに、女性としての役目を果たすことができない。

「私はなんのために(女性として)生まれてきたのだろう?」という壁にぶつかって、なかなか前へすすめませんでした。

そのため、私と子あり主婦さんは、決して交わることのない並行した道を歩いているように感じていたのです。

交わらないと思っていた道が交わりはじめた

ところが、45歳を過ぎたあたりで、この状況に変化が現れます。

滅多になかった、子あり主婦さんからのお誘いが増えたのです。

私なりに理由を考えてみると、

  • お子さんの年齢
  • 夫婦2人の生活
  • 更年期

が思い当たります。


日本人女性が初めて子供を産む平均年齢は30歳なのだそうです。

ということは、45歳になると子供は15歳になり、中学校を卒業して、子育てが一段落する頃です。

25歳くらいで子供を産んでいたら、すでに子供は進学や就職で家から巣立っている人もいます。

ここで、ママ友との人間関係が終わりを迎える人も多いようで、新たな人間関係、そして生き甲斐を求めて動きはじめる人がでてきます。

ほとんどが、仕事、趣味、習い事に興味を持ちはじめるのです。


心理学の本には、

人は人生の前半は外側(仕事、身なり、出世など)に悩み、人生の後半は自分の内側(生きている意味、生きがい、使命など)に悩む

と書かれていました。

子供の有無とは関係なく、45歳を超えると、改めて自分の内側について考えはじめるのかもしれません。


また、子供に手がかからなくなることで、子供の巣立ちも視野に入ってきます。

夫婦2人だけの生活を意識しはじめ、さらに、老後についても考えるようになるようです。


そして、最後の極めつけが更年期です。

女性ホルモンの減少は40歳くらいから徐々にはじまっているようですが、45歳くらいになると、ほとんどの人が横並びで更年期に入ります。

まったく症状のない人もいるようですが、私のように症状のある人も多く、情報交換に加え、一緒に運動できる仲間も必要になります。

そんな子あり主婦さんにとって、子なし主婦の私は、

  • 趣味と習い事に生き甲斐を感じているように見える?
  • 夫婦2人で15年以上仲良く暮らしているように見える?
  • 老後の準備はバッチリのように見える?
  • 更年期なう?

ので、興味を持たれても全然不思議ではないのです。

でも気になるのは話題

ただ、気になるのは、

  • 情報が欲しいだけの人
  • 夫の悪口ばかりの人
  • 子供の話題しかしない人

たちです。


長いこと、子育てや子供の教育のためにママ友との関係を続けてきた人たちは、「友達=情報交換する相手」と思っている人が非常に多いと感じます。

そのため、長くママ友しかいなかった人たちは、いきなり情報交換からはじまるのです。

子育てや家事や健康をはじめ、美容やファッションなど、レアで流行りに敏感な事に価値があると思っているかのようです。

これが悪いと言いたいのではありません。

ただ、これは私だけかもしれませんが、自分の経験から出る大切な情報は、長くつきあってきた大切な友達だからこそ、共有したいと思います。

また、価値のある情報というのは人それぞれ異なります。

効率よく家事をこなすことに価値があると考えている人もいれば、丁寧な暮らしの積み重ねに価値があると考えている人もいるので、情報交換より先に、その人を知りたいと思います。

だから、なによりも先に情報交換が出てくると、その時点で気持ちが萎えてしまうのです。

それに、子供がいない私にとって、友達は友達です。

友達は、一緒に楽しい時間をすごせる人だと思っていますので、まずは、一緒に楽しい時間が過ごせる相手かどうかが重要です。


また、夫の悪口が多い人の話は、聞いているだけで悲しい気持ちになります。

子なし主婦にとって夫は一番の家族ですから、たまの愚痴くらいは聞きますが、それ以上は受け入れるのが難しいです。


そして何より、子なし主婦にとって、子供の話題はわからない上に興味がないテーマですから、子供の話題ばかりでは、何のために時間を使っているのかわからなくなります。

特に、子供に依存している人は話題が子供から離れません。


そして、今のところ、私の行き着いたところは、

  • 趣味仲間
  • 会うのは平日の昼間のみ
  • 集まる場所は外
  • 家族ぐるみの付き合いはしない

でした。

友達を作るというよりは、趣味を通じて仲間を増やすイメージです。

ただ会ってランチをする、という付き合いはしないようにしました。

あくまでも、共通の何かを一緒にするための仲間で、お互いのプライベートには、あまりかかわらないのが気楽です。

もし、その中からずっと友達になってほしい!と思える人がいれば、積極的にお誘いしたいと思っています。

さいごに

私は今年49歳になり、夫との二人暮らしは22年目になりました。

子供ができなくて落ち込んだり、人間関係がうまくいかなくてやけになったり。

そんなとき、一番の支えになってくれたのは、いつも夫でした。

なので、私の人生をかけてのプライオリティは夫。

そのプライオリティを変えずに、今後は上手に人間関係が構築できればと思っています。

「子なし主婦の人間関係は45歳あたりで変化があるかも」への16件のフィードバック

  1. はじめまして。
    37歳子なし専業主婦です。
    まさに、私の先を行く方だとブログ拝見しました。生きてる意味はよく考えます。
    45歳くらいになると、楽しくなりそうだなぁと、少し未来が明るくなりました。
    いまは主人とかわいいチワワと趣味でもある投資もしつつ、ゆっくり暮らしていこうと思えました(^ ^)

    1. ラムレーズン

      みるこさん、はじめまして(*^^*)
      コメントありがとうございます。
      子なし専業主婦の30代は色々考えますよねー。
      私も30代は気持ちがグツグツ煮詰まってましたよー。
      女性の場合は子供ができると身も心も子供中心の毎日になるので、
      仕方がないとわかってはいても寂しかったです。
      でも、同年代の人の子供が大きくなってくると、
      子ありも子なしも関係なくなるので、
      みるこさんのまわりの環境ももう少ししたら
      変化があると思います!
      お互い、無理せず頑張りましょう~。

  2. はじめまして。初めてこちらを訪問させて頂きました。
    私は今年で結婚5年目、40になる子なし主婦です。
    結婚してから自分をふりかえらなければならないことが増え、
    親や周りの環境の変化とともにここ2年ぐらいは未来に不安しか
    見出せない日々でした。
    でもブログを拝見させて頂き、この状況がずっと続くわけではない。
    自分も、周りも常に変化していくんだと気づき、希望が持てました。
    今の環境を楽しみながら毎日を過ごしたいと思います。

    1. やんさん、初めまして(*^^*)

      私もそうですが、親も友達も常に変化していますよね。焦らず、不安としっかり向き合って、毎日コツコツと目の前のことに取り組んでいると、それが自信となって、気持ちが落ち着くかもしれません。焦らずいきましょー。

  3. こんにちは
    私は44歳になる子なし主婦です。
    ラムレーズンさんのブログを読んで、私の気持ちの整理がつきました。
    私の場合は主人が子供欲しくないと言っていたので、心の整理がつきませんでしたが、
    今主人が子供が欲しいと言い出してから、私の辛さが少し軽減しました。
    もう子供ができる年齢ではないので、私も他者ではなく自己肯定感に目的を持って、更年期を乗り越えたいと思います。

  4. こんばんは、はじめまして。
    私は29歳、主人は45歳の、子なし夫婦です。

    子どもは作らない選択をして結婚したものの、同年代の出産ラッシュなど、いろいろ落ち込んだり悩んだりすることが日に日に増えてきました。

    そんな中、ラムレーズンさんのブログにたどり着きました。
    共感できる点がいくつもある中で、これからの生き方のヒントを見つけられた気がします。

    ありがとうございましたm(__)m

    1. あゆみ丸さん、こんにちは。

      こちらこそ、ブログを見つけていただいてありがとうございましたm(__)m アラサーは結婚、出産ラッシュで、心がざわつくことが多いでしょうが、ご主人とたくさん話しをして、楽しく過ごせるといいですね。

  5. こんばんは。
    結婚13年目もうすぐ45歳になる子なしです。
    平日にパートに出てます。
    パート仲間はほとんどが子供さんが居て
    話は子供さんの話ばかりです。
    この歳になっても子供さんの話は正直辛い。
    話を普通に聞いてるフリをして心の中では
    どうしようもなく泣きたくて自分は何のために生きてるんだろう?って思ってしまいます。
    たぶん私は死ぬまでこれを背負っていくと思います。

    1. ラムレーズン

      くるくるさん、こんにちは(*^^*)コメントありがとうございます。お子さんの話題はたまになら気になりませんが、毎度となるとツライですね。私は1対1で話しをしたとき、3回連続して子供の話題ばかりの方とは速攻で疎遠になります( ̄▽ ̄;)興味のない話しは3回も聞けば十分です(笑)そっと席を立ったり、静かにその場を離れたり、ツライときは逃げるのも一手かもしれませんよー!

  6. こんにちは。あと数日で45歳になります。
    記事を読ませていただき、なぜか涙が出てきました。私は結婚してまもなく不妊治療を始めて結局子供ができず、4年目に転勤が決まって転院したのがきっかけで、諦めました。複合的な理由で仕事も正社員で働くことができず、今は派遣社員でフルタイムで働いています。
    時々眠れなくなったりして、辛い気持ちになることがあります。
    わたしにとっても、夫が人生で一番大事な家族です。それでも、夫が仕事で忙しくしていたり出張で不在になると、一人で楽だな~と思う気持ちを押し退けて寂しい気持ちが現れてたちまち不安になります。
    性格の問題かもしれませんが、本音を打ち明けられる友人もおらず、時々一人で辛くなって絶望的になったりします。
    これからもっと歳を重ねると、今より気持ちが楽になるのでしょうか。

    1. ラムレーズン

      mayunさん、こんにちは(#^^#)コメントありがとうございます。子供がいないことで長く疎外感を味わうと、おそらくですが自己肯定感はダダ下がり( ̄▽ ̄;)その自己肯定感が下がったままの状態では、いくら年齢を重ねても、気持ちは楽になりません。なので、自己肯定感を上げることが最優先になってくるのですが、でも、どうやったら自己肯定感を上げるのかわかりませんよね。そこで、「一人の時に楽しめることを探すこと」をおすすめします。一人になったときに楽しいことがないと、一人はますますツライ時間になります。ですから、ツライ時間を楽しい時間に刷り直しするのです。ただ、この作業は時間もお金もかかります。幸いmayunさんはお仕事を持っておられるので、お金は問題ないかと思います。あとは時間ですね。お仕事されているとなかなか時間が取れないかもしれませんが、一人の時間を、「楽しいこと探し」の時間に充てるのがよいように思います。本音を打ち明けられる友達なんていなくても問題ないですよ。夫婦仲良くできていればそれで十分。すべてを求めず、一つずつ着実に前に進むことを目指しましょう。45歳の誕生日おめでとうございます!mayunさんにとって、40代後半が充実した時間になりますように!

    2. 45歳で諦め49歳になりました。
      暇な時間が出来るといまだにくよくよしてます。今もそうやってここにたどり着きました。
      沢山の趣味、友達もいますがそれでは気持ちも時間も満たされません。
      結論としては、何らかの形で人や社会の役に立つ事で自分の存在意義や充実感が見出せる気がしてます。同じような気持ちの方が沢山いると思います。
      あとは何か目標を作って、それに取り組んでいる時は寂しくても気持ちが落ち着きます。

      1. ラムレーズン

        ヨーコさん、コメントありがとうございます(*^^*)子供を諦めたあとは、みなさん、元気になったりくよくよしたりを繰り返すのでしょうねー。私は10年くらい続いた気がしていますー。誰かの役に立つことをしたり、目標を作って行動したり、大切ですね!まったくもって同感です。ヨーコさんのくよくよが今後少しずつ減りますように!

  7. こんにちは。はじめまして。今日初めてこちらのページを拝見しました。
    皆さんのコメントを読んでいると全く同じことを感じている人が
    とても多いのだと思いました。
    安心したというか・・一人ではないんだなと思いました。

    また夫の愚痴をたびたび聞かされるのは辛いというのも、
    とても共感できました。私にとって夫はかけがえのない大切な家族で
    なによりも優先度は高いです。
    その気持ちをずっと大切にしていきたいと思いました。

    1. ラムレーズン

      れもんさん、コメントありがとうございます(*^-^*)様々な理由で子供がいない夫婦になったと思うのですが、その理由はデリケートな内容になることが多く、なかなか外で気持ちを発散するのは難しいのですよね。そうすると理解者がいないような気がして、少しずつ孤独を感じてしまうのだと思います。でも、そうなんです。ほとんどの人が同じことを考えているようです。私もブログを書くようになって、そのことを知りました。かけがえのない家族、今後も大事にしていきたいですね。

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