NHKスペシャルを観ています。
司会はタモリさんとノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥さんです。
iPS細胞をはじめ、人の体がどのように機能しているか、現在までにわかっている範囲で解説されています。
この番組がはじまったのは昨年の9月で、月に0~2回のペースで放送され、残すところあと1集となりました。
半年ほどかけて、1~6集まで観て思ったこと。
それは、人って人の体のこと、実はほとんどわかってないんだな~ということ。
というのも、番組ではメッセージ物質と呼ばれるものが登場します。
このメッセージ物質は臓器間のコミュニケーションに使われ、そのコミュニケーションによって体は良い状態に保たれるんだそう。
過去、脳の司令によって体はコントロールされていると考えられてきましたが、脳以外の臓器も体をコントロールしているということです。
生まれてから今まで、体は脳がコントロールしていると信じて疑わなかったので、衝撃的でした。
そういえば、ずいぶん長い間、卵を食べるとコレステロール値が上がると言われていましたが、これは違いましたよね~。
糖尿病も治らないと言われていたけれど、2型に関しては食事療法と運動で薬を使わない生活に戻れるとも言われてますよね~。
もっというと、病院へ行くと病気を治してもらえると思ってきたけれど、日本では難病指定されてる300種類もの病気の治療法、まだわかっていないんですって。
難病指定されていない病気も合わせるとすごい数になるんだとか。
こういったことも含めて、人って人の体のこと、実はあんまりわかっていないんだなと思ったわけです。
ところが、人体についてはわかっていないことの方が多いけれど、自分の体調は細かく分析することができるようになってきました。
例えば、フィットネスバンドを使って、脈拍を測る、睡眠時間を測るなんてことが簡単にできます。
フィットビット Charge2を使いはじめて1年以上が経ちましたが、長く使い続けると、体調の変化、すごーくよくわかります。
夫は仕事が忙しくなりストレスがかかると、脈拍数が増えるようです。
そんなときは、アルコールは控えめに、ジムでの運動も無理しないように。
私は体調が悪くなると、脈拍数が減るようです。
そんなときは、睡眠時間を増やすためにコーヒーを控えたり、運動をして良く眠れるように工夫します。
だから、人体についてはわからないことが多くても、わからないからこそ、こういった健康ガジェットは今後、どんどん登場すると思うのです。
健康ガジェットを使って個々に体調管理をし、体調の変化を数字で確認することができれば、予防にもなるし、大きな病気の早期発見になるかもしれません。
問題は、年齢が上がってくると、新しいものを取り入れることが億劫になりがちだということ。
でも、健康に関してだけは、夫婦一致団結して新しいものを取り入れて、頑張らないいけないなーと思うのでした。