好みの洗脳

子どもの頃って、なぜかピンクが好きだったりしませんでしたか?

私も例に漏れずピンクが大好きでした。

でも、母はピンクが大嫌い。

とにかくピンクのものは持たせてもらえませんでした。

そんなある日、叔母が誕生日にピンクのバッグをプレゼントしてくれました。

ずっと欲しかったものなので、とても嬉しかったのを覚えています。

でも同時に、母が嫌そうな顔でそのバッグを見ていたのも覚えているんですねー(T_T)

そんな幼少時代を送った私は、ピンクのものが好きで欲しくてたまらないけれど、ピンクの物を買うことはいけないことのように思いこんでいました。

でも、結婚をして夫といる時間の方が長くなると、母からの洗脳は溶けるようです。

ピンクの薔薇を買ったり、ランチョンマットにピンクを使ったりして、少しずつピンクの物を取り入れて楽しむことができるようになりました。

そして、ピンク欲求に満足したのか、うちに秘めたピンク欲求はなくなったのです。

少し前にレース編みをはじめたと書きました。

今日は20cmサイズのドイリーと呼ばれる敷物を編んでみたのですが、これが楽しい!

編んでいるときは綺麗に編むために無心。

そして、次に何を編もうと思うと気持ちがわくわくします。

そういえば、レースのふりふりも母が嫌いで、身につけたり、家に飾ったりということは一切ありませんでした。

ピンクほど好きだったわけではなかったのですが、でも、ふりふりしたものを身近に感じたいという気持ちはいつもありました。

例えば、お友達の家に遊びに行くとピアノがあって、そのピアノには大きなレース編みがかけられていたりしたのです。

ただ、ピンクを使いはじめたときは心が締め付けられるような気持ちになりましたが、今回のレース編みはそこまで切ない思いはないようで、純粋に楽しめそうです。

私の場合はピンクとレースでしたが、どんな人でも、幼少期に気持ちを抑制されたことはあると思います。

それを私は40年以上も経った今、楽しんでいます。

年を取ることは、どちらかというとネガティブなこととして捉えがちです。

でも、子どもの頃に実現できなかった好きなことを、大人になってから楽しむというのも、悪くないことのように思います。

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