81歳の現役フライトアテンダントさんがニュースになっていました。
81歳という年齢で仕事をされている事実だけでもすごいなーと思いますが、なんと、フライトアテンダントになられて、今年で60周年なのだそう。
ニュースではインタビューに答えている様子もあり、人との出会いを心から楽しんでおられる様子。
このニュースをみて、その対極に位置するかもと思うのが、堀江貴文さん。
少し前、ネットで話題になっていたので堀江貴文さんが書かれた
という本を読みました。
自分が楽しいと思える様々なことに興味を持ち、それぞれを短期間で8~9割位のレベルまで追及する「多動力」を持った生き方が説明されていました。
仕事や生活、趣味や習い事や人間関係など、どんなことにも共通すると思うのですが、1つのことを長く続けると、長く続けたなりの発見や達成感、充実感というのは必ずあります。
1つのことを長く続けることは、否定されるべきものではありません。
反対に、楽しいことだけをピックアップして、楽しいと思える間だけそれと向き合っていると、楽しいことを無限に求めるようになります。
これは、人が幸福感を得るためには、ギャップが必要だから。
大好きだからと、毎日お寿司を食べていたら、誰だって飽きます。
でも、毎日、質素な食事で過ごしていたら、たった1回のお寿司でもとても美味しく感じるものです。
仕事でもそうですよね。
毎日毎日同じことの繰り返しのように感じても、プロジェクトが完成すれば、誰だって達成感が得られます。
たくさんのことに興味を持って、新しいことに挑戦する多動力は持っていた方がいいとは思います。
でも、今していることは将来の自分にとって価値のあるものなのかをしっかりと見極める必要もあるでしょう。
私の個人的な感想は、多動力のような極端なことをし続けると、より孤独になると思います。お金だけで結ばれる信頼関係であれば、まわりに人は集まってくるでしょうが、お金が絡まない信頼関係はどんどん失うでしょう。
仕事も、趣味も、人間関係も、長く続く何かを持っていることは、自分の心を癒やすことがあできるのと同時に自己肯定感も上がるので、自分を嫌いになりません。自分を嫌いにならなければ、人って幸せに生きていけるものです。
こんな人もいるんだな程度に読むのが正解かも。